速球ノビ過ぎ!ほぼ速球だけでメジャーに挑むレイズの新人左腕ポチェに注目しとこ
2020/03/08
メジャーリーグは一般人でもいろんなデータが見れるのがいいですよね。やはりマネーボールに感銘を受けたデータマニアとしてはここがメジャーの好きなとこです。
最近は今まで感覚でしかなかったボールのノビ!球が浮き上がってくるとか表現されるものがしっかり数値化されておりました。
それを調べていくと2019年シーズンでもっともノビた速球を投げてたのが、レイズのリリーフコリン・ポチェ(コリン・ポーシェ)だったとの事。
正直名前もどこのチームかもどっち投げかも分からない選手ですが、メジャーリーガー最高のノビを持った男らしいのでちょっと調べましたのでめじゃる。
レイズの新人リリーフ左腕ポチェ
2016年ダイヤモンドバックスからドラフト14巡目、全体419番目に指名された左腕ポチェ。2019年開幕前、複数のプロスペクトランキングサイトで18位、24位とランクインした期待の新人だ。
2019年デビューし51試合に登板し、5勝5敗で防御率4.70。ここまでなら大したことないけれども奪三振率12.54を記録した。これはメジャー全体(リリーフ陣)の中でもトップ20に入る凄さ。
取り合えずは三振を取れるピッチャーだということだ。
Strikeout No. 1 ✅
Colin Poche, no stranger to piling up strikeouts, just picked up his first in #MLB. The #Rays' No. 17 prospect has also fanned 48 over 27 1/3 innings with @DurhamBulls this season after striking out 110 in 66 innings in 2018. pic.twitter.com/XbyHLafq3z
— MLB Pipeline (@MLBPipeline) June 8, 2019
ポチェの速球ノビ過ぎて無理ゲー
スライダーの評価はいまいちだったが、速球の評価は高いポチェ。投球割合は速球が88.4%、スライダー10.1%。ほぼこの2球種、いやほぼ速球だけでいってるロマンの塊のタイプだ。
速球割合はメジャー1位。そりゃ普通速球だけでメジャーリーガーには通用しませんよ。普通は。普通じゃない速球って物凄い速いのかというとそうでもなく平均93.2マイル。キロに直すと149.9キロ。ま、100マイルを超す速球を投げるメジャーでは大したことありません。
ただポチェが尋常じゃないのは、速球が平均より4.3インチノビているらしい。4.3インチっていうと10.9センチ。およそボール1個半通常より上を通る。
※ボールの大きさ(円周)が22.9~23.5センチ。メジャーは最大の23.5センチらしいので、そのボールの直径は7.48。10.9÷7.48=1.45=1個半
イメージより1個半上を通るボールなんて打てないでしょ!
First K as a big leaguer.
Congrats, @colinpoche!#RaysUp pic.twitter.com/fdWVveheyC
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) June 8, 2019
筒香と同じチームのポチェに期待
左右ともに打率.200以下(右.190/左.167)に抑え、ホームでは防御率2.15の内弁慶(アウェイ防御率8.06)4番はしっかり封じ込めるものの(OPS.195)、7番~9番の下位打線には打たれまくる(OPS.918)面白い投手。
2018年はマイナーで40試合66.0イニングを投げて防御率0.82。奪三振率15.0の怪物が来期どこまでメジャーで通用するのか楽しみではありませんか。
筒香と同じってことで多少露出もあるだろうから、ピッチングが見れる日があるといいかなと思います。
Brandon Drury homers (11) on a fly ball to right center off Colin Poche
Exit Velocity 104 MPH
Distance 394 FT
Launch Angle 26.88#RaysUp vs #LetsGoBlueJays pic.twitter.com/E28ErK2S9w— Strand Sport Stats (@StrandStats) July 27, 2019

ほな