秋山が加入したレッズのローテーション候補の投手陣が無名ながらも凄過ぎだった
2020/03/06
2020年のレッズは正直目が離せないチームになりそうだ。
同地区には2019年地区優勝したカーディナルス、2年連続ポストシーズン出場したMVPイエリッチが在籍しているブルワーズ、そして2016年世界一のダルビッシュが在籍しているカブスなど強豪揃い。
そんな死のリーグの中、秋山祥吾がレッズに入団した。レッズは49本塁打のスアレスを主砲に置いて、出塁率の高い生え抜きボット、月間14本を叩き出した新人アキーノらに35本塁打のムスタカス、27本塁打のカステヤノス、そして秋山を補強したのは激アツ。
そんな魅力的な野手陣が揃うレッズだが、いやいやいや投手陣も負けてないとの噂。レッズの投手って全然浮かばないけれども...てことでレッズのローテーション候補が言うほど凄いのか確認しましたのでめじゃる。
レッズのローテーション候補たち
2020年、負傷者がいない限り下記5人でローテーションを回す可能性が高い。そしてそのローテーションはナ・リーグで最高クラスのローテーションだと言うのだ。
RHP、ルイス・カスティーヨ
RHP、ソニー・グレイ
RHP、トレバー・バウアー
RHP、アンソニー・デスクラファニ
LHP、ウェイド・マイリー
正直名前を知ってるのが元アスレチックスのエースグレイ、元インディアンスのバウアーぐらい。これが最高クラス?もうちょっと掘り下げないと分からないな。しゃーない、ひとりずつ確認していこうか。
RHP、ソニー・グレイ
まずは開幕投手が濃厚であろうグレイ。2019年のfWAR4.4はメジャー全体で16位。奪三振率は10.52は100イニング以上投げた投手130人の中でも26位にランクインする。
防御率2.87は8位だ。チームの攻撃力がUPすれば11勝8敗では終わらないだろう。2020年は15勝ぐらいするのではないだろうか?速球にシンカー、スライダー、カーブなどを中心にチェンジアップやカッターも投げれる7色の変化球投手は圧巻。
In 2019, Sonny Gray posted a 2.87 ERA, 3.42 FIP, 1.08 WHIP, 3.97 SIERA and a 4.4 fWAR in 175.1 innings pitched. His curve spin and fastball spin were also in the top 10%.
I sure wish he could've replicated these numbers as a Yankee. pic.twitter.com/PuD37u49Zb
— Dillard Barnhart (@BarnHasSpoken) February 28, 2020
RHP、ルイス・カスティーヨ
そして成績ではグレイに勝るとも劣らないカスティーヨ。2019年のfWAR4.1はメジャー全体で21位だったが奪三振率は10.67は20位にランクインで226奪三振は17位だ。
防御率3.40は20位で15勝8敗を記録した。彼もまた速球にシンカー、スライダー、チェンジアップの4球種を満遍なく投げ込んでくるタイプ。
グレイ205奪三振とカスティーヨ226奪三振の200奪三振コンビは最強レベルだろう。
2⃣0⃣0⃣‼️
Luis Castillo becomes the 12th Red in franchise history to record 200 strikeouts in a single season!#BornToBaseball pic.twitter.com/hx04v9Yjhz
— Cincinnati Reds (@Reds) September 7, 2019
RHP、トレバー・バウアー
11勝13敗と負け越したものの213.0イニングはメジャー全体3位に入ったバウアー。防御率こそ4.48ながらも奪三振率10.69はカスティーヨ、グレイを上回る19位。253奪三振はメジャー全体5位にランクインする。
2019年、200奪三振以上を記録したのは24人だけだったが、そのうちの3人がレッズにいるとか...なるほど最強レベルの投手陣か。
Trevor Bauer was out here telling Matt Beaty what pitches he was throwing during the at bat. LEGEND. pic.twitter.com/u0ne1XPQT9
— Marc Luino (@GiraffeNeckMarc) March 2, 2020
RHP、アンソニー・デスクラファニ
9勝9敗だが防御率3.89はメジャー全体で45位のデスクラファニ。一般的に31~60位を2番手クラスと考えるとレッズの4番手がこのクラスってのはかなりのものか。奪三振率9.02はそこまでスゲーってレベルではないが、四球率2.65のコントロールも魅力的。
スタットキャストのデータではそこまで凄くはなさそうだが、このカーブかスライダーか分からない球種は打ちにくそうだ。彼の球種も速球、スライダー、シンカー、カーブを主にチェンジアップも投げる多彩な感じ。
Anthony DeSclafani, Nasty 89mph Slider (release/spin axis/slow). 😨 pic.twitter.com/efet9iBXF6
— Rob Friedman (@PitchingNinja) September 21, 2019
LHP、ウェイド・マイリー
レッズ唯一の左腕マイリー。2年前からカッターを中心にチェンジアップ、カーブを投げるように投球を変化させた。2016年から防御率5.37、5.61と不振続きだったが、2018年ブルワーズで2.57、2019年アストロズでは3.98と好成績を残した。
チームが強いこともあり、14勝6敗はメジャー全体で18位。もはや5番手どころかエース級の勝ち星だ。防御率3.98はカブスのエースダルビッシュと同等の49位。どっからどう見てもエース級か。
かなり前の話になるが、2012年ダイヤモンドバックスで新人王2位、オールスターにも選ばれた選手だった。エース級が5番手とか全然笑えないでしょ!
How about a 2-for-1 highlight?
Wade Miley with 2 strikes in less than 11 seconds.
How's that for efficiency??
And he's got 5 k's through 3 innings. 👏
And @el_yuly10 has an inside the park 🍍
And you should be watching the game 📺 pic.twitter.com/gpG89wIyDp
— AT&T SportsNet SW (@ATTSportsNetSW) July 24, 2019
こりゃマジで2020年のレッズは強すぎるのかも知れません。秋山が多く見れるよう祈っておきましょうか。

ほな