ジーター殿堂入り1発合格！ただし100％は無理だった。唯一の100％はヤンキースのあの男
2020/01/24
2020年もメジャーリーグの殿堂入りの発表時期となりました。
ざっくり言いますと、メジャーリーグで10年以上プレーして、引退後5年以上経過した選手が対象となってます。そこで得票率75％で殿堂入り、5％以下で即終了。その間なら10回までは来期に持ち越すって感じですね。
今年の目玉はデレク・ジーター。まず1年目での殿堂入りは確実でしょう。後は得票率が何パーセントでイケるのか？ってとこだけかと。それではさっさと2020年の殿堂入り投票結果を確認したのでめじゃる。
2020年殿堂入り投票結果、5%以上の選手
まずは殿堂入り確定した選手、及び取り合えず来期のチャンスももらった選手を見ていきましょうか。
Derek Jeter: 396 votes (99.7%) -- 1st year on ballot
Larry Walker: 304 (76.6%) -- 10th
Curt Schilling: 278 (70%) -- 8th
Roger Clemens: 242 (61%) -- 8th
Barry Bonds: 241 (60.7%) -- 8th
Omar Vizquel: 209 (52.6%) -- 3rd
Scott Rolen: 140 (35.3%) -- 3rd
Billy Wagner: 126 (31.7%) -- 5th
Gary Sheffield: 121 (30.5%) -- 6th
Todd Helton: 116 (29.2%) -- 2nd
Manny Ramirez: 112 (28.2%) -- 4th
Jeff Kent: 109 (27.5%) -- 7th
Andruw Jones: 77 (19.4%) -- 3rd
Sammy Sosa: 55 (13.9) -- 8th
Andy Pettitte: 45 (11.3%) -- 2nd
Bobby Abreu: 22 (5.5%) -- 1st
出典：https://www.mlb.com/news/complete-2020-hall-of-fame-election-results?t=2020-hall-of-fameより
デレク・ジーターが1年目で余裕の殿堂入り。そりゃそうだ。10年以上MVP級の活躍をして、20年間ヤンキース一筋。さらに凄いのがポストシーズンだけで200本安打を記録したスーパー選手。今後この記録は破られることはないだろう。
そもそも20年のメジャーリーグのキャリアの中で16年もポストシーズン出てるなんて...そこがすでに異常。常勝ヤンキースだった。
こないだのマリナーズのエースフェリックス・ヘルナンデスは15年間メジャーリーグにいてサイヤング賞も受賞したスーパーエースだけど、ポストシーズンで投げたのは0回。可哀そうだった。
There’s a reason he’s known as Mr. November. #HOF2020 pic.twitter.com/OwLTenoL9s
— MLB Stats (@MLBStats) January 21, 2020
2020年殿堂入り投票結果、5%以下の選手
次に殿堂入りのチャンスがなくなった選手を見ていきましょう。
Paul Konerko: 10 (2.5%) -- 1st
Jason Giambi: 6 (1.5%) -- 1st
Alfonso Soriano: 6 (1.5%) -- 1st
Eric Chavez: 2 (0.5%) -- 1st
Cliff Lee: 2 (0.5%) -- 1st
Adam Dunn: 1 (0.3%) -- 1st
Brad Penny: 1 (0.3%) -- 1st
Raul Ibanez: 1 (0.3%) -- 1st
J.J. Putz: 1 (0.3%) -- 1st
Josh Beckett 0 -- 1st
Heath Bell: 0 -- 1st
Chone Figgins: 0 -- 1st
Rafael Furcal: 0 -- 1st
Carlos Pena : 0 -- 1st
Brian Roberts: 0 -- 1st
Jose Valverde: 0 -- 1st
出典：https://www.mlb.com/news/complete-2020-hall-of-fame-election-results?t=2020-hall-of-fameより
ここで注目したいのがアダム・ダン。昨今はホームランか三振かみたいな風潮になりつつあるが、その先駆者ともいうべき人物がダン。ホームランは40本以上記録するが、三振もリーグ最多。しかしながら四球もリーグトップが2回もあるまさに時代を先取りした男。
合計462ホーマーを打ちながらも1年目で脱落とは...かなり好きだった選手なのに。
In honor of Adam Dunn's birthday, enjoy this 535-foot homer. pic.twitter.com/6XJNu2TQVU
— MLB (@MLB) November 10, 2019
100％男はたった一人のクローザー
ほぼ100％と思われたジーターが99.7％←入れやんだヤツ出てこいって感じでしたが、ジーターが100％取らなかったら誰も取れないんじゃないか？って思うでしょ。過去の最高得票数を調べましたよ。そもそも95％以上獲得したのは過去に18人しかいない。
あの野球の神様ベーブ・ルースでさえ95.1％、精密機械グレッグ・マダックスで97.2％、歴代トップの通算2297打点のハンク・アーロンでも97.8％、首位打者8回のトニー・グウィンでも97.6％だったんですよ。
じゃあ、誰がおるんだって話。それが...
2019年：マリアーノ・リベラ 100％
2020年：デレク・ジーター 99.7％
2016年：ケン・グリフィーJr 99.3％
1992年：トム・シーバー 98.8％
1999年：ノーラン・ライアン 98.8％
いましたよ、ヤンキースの守護神マリアーノ・リベラが。652セーブは歴代最多ですでにア・リーグのリリーバーオブザイヤー＝マリアーノ・リベラ賞と言われるほどの偉人。これまた凄いのがジーターと同時期に常勝ヤンキースの守護神として活躍。デビュー3年目ですでにクローザーになっていた。
彼が100％男かー。個人的にはジーターのが上って気がしないでもないけどね。
さ、これを踏まえてイチローは1発で殿堂入り出来るんでしょうか？
People forget Mariano Rivera broke Ryan Klesko’s bat 3 TIMES in one AB 👀pic.twitter.com/fH9foh0S5Y
— MyBookie Sportsbook (@betmybookie) January 20, 2020
ほな