めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

メッツ

FA最強の奪三振王ベタンセス、今度はニューヨークのメッツの方で活躍に期待!!

2019/12/26

2019-20年オフのFAリリーフ陣は不作と言われている。

どんなもんかを一覧を確認したところ、なかなか知っている名前は少なかった。しいて言うならセルジオ・ロモ、タイラー・クリッパード、フェルナンド・ロドニーぐらいなら知っているけれども、2019年に所属していたチームは?て言われても答えられないレベル。

不作だなーって。

ただ、このFAで最高の投手がいた事を忘れてはいませんか?実はリリーフのナンバーワン投手が潜んでたのです。そのナンバーワンとは誰なのか?どのチームへ行ったのか?などちょっと調べましたのでめじゃる。

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FA最高の選手は元ヤンキースのベタンセス!

今回ご紹介したかったのが元ヤンキースのリリーフ投手デリン・ベタンセスだ。

残念ながら2019年はたった1試合、たった0.2イニングしかなげなかったベタンセスだったが、見事2三振を奪って終了した。

2018年はブリットン、ロバートソンと共にヤンキースのセットアップを務め、66試合を投げて防御率2.70、2017年はロバートソン、クリッパードとセットアップで66試合で防御率2.87。そして2016年のヤンキースは今思えば凄かった!ベタンセス、ミラー、チャップマンの勝利の方程式を築き、73試合で防御率3.08の成績を残す。

ここ3年のヤンキースは地区2位、2位、1位でいずれも好成績でポストシーズンにコマを進めた強力チーム。そこで主力として働いたベタンセスは凄くない訳がない!!

しかしFA最高ってのは何なんだ?

ベタンセス5年連続100奪三振の奪三振王!!

ベタンセス=三振が取れるピッチャーってのは何となく分かってた。そこで本格デビューした2014年~2019年のランキングを見てみたら...さぞかし凄い事になっておった。

fWARランキング
1位、アロルディス・チャップマン 13.4
2位、ケンリー・ジャンセン 11.8
3位、デリン・ベタンセス 11.3

奪三振率ランキング
1位、ジョシュ・ヘイダー 15.35
2位、アロルディス・チャップマン 14.93
3位、デリン・ベタンセス 14.66

奪三振ランキング
1位、デリン・ベタンセス 609
2位、アロルディス・チャップマン 559
3位、ケンリー・ジャンセン 556

ベタンセスに有利な項目とはなってしまうが、fWARランキングは貢献度ともいえる指標でリリーフ陣ではチャップマン、ジャンセンに次ぐ3位。奪三振率では今流行りのヘイダー、最速左腕チャップマンに次ぐ3位、そして奪三振ランキングではチャップマンを大差で退け、堂々の圧倒的差でトップに躍り出た。

2019年ほとんど働いてないのにだよ?

この成績から、馬車馬のように働かせられても壊れず圧倒的に三振の山を築いてきたことが安易に想像出来る。5年連続100奪三振なんて...リリーフが記録出来る数字じゃないだろ!!

ベタンセスはFA最強どころか、ここ6年でリリーフ最強なんじゃなかろうか。

メッツではおそらく8回セットアップ

そんなベタンセスだがやっぱり弱点もあるはず。

基本的にはリリーフ陣の一番いい選手=クローザーになるはずだが、ベタンセスのセーブ数はたったの36セーブ。これはベタンセス以上のクローザーチャップマンがいたからなのかも知れないが...ホントのとこはどうだろう?

似たような選手で元インディアンスのミラーってのも存在したが、彼が登場した時には「もう打てねー」ってイメージになったが、ベタンセスが登板しても「お!まだイケるかも」みたいな気にさせる。

おそらくそれが四球率の悪さ。この6年での四球率は3.90。ランクとしてはコントロールGランク相当になるのではないだろうか。

それがクローザーになれない理由なのかも知れん。メッツに行ったらおそらくこんな感じの方程式になるだろうか。

7回、セス・ルーゴ
8回、デリン・ベタンセス
9回、エドウィン・ディアズ

まだまだ出場すれば異常な奪三振率を記録するベタンセス。同じニューヨークのチームでも活躍出来るのか期待したい。

omio
omio
年平均75イニングも投げさせられた疲れが選手寿命を縮めていなければいいけれど...

ほな

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