パドレス最下位なのにレイズの強打者ファムを獲得!2020年のパドレスの上位打線はこんな感じに
昨年の2018-19年オフに超高額契約で三塁(遊撃)のマニー・マチャドを獲得したパドレス。その総額が何と10年$300.0Mという驚きの高さ。この総額はトップ4に入る。
1位、マイク・トラウト 12年$426.5M
2位、ブライス・ハーパー 13年$330.0M
3位、ジャンカルロ・スタントン 13年$325.0M
4位、マニー・マチャド 10年$300.0M
5位、ノーラン・アレナド 8年$260.0M
高額選手がいるチームが強いのか?というとそれはむしろ逆。
トラウトのエンジェルスは地区4位、ハーパーのフィリーズ地区4位、スタントンのヤンキース地区1位(ただし今季18試合しか出てない)、マチャドのパドレス地区5位、アレナドのロッキーズ地区4位。
見事に逆過ぎてウケる。むしろ(スタントンのように)いない方が強いかも知れん。
話がハズレましたが、そのマチャドのいる地区5位のパドレスが新たにレイズの外野手トミー・ファムをトレードで獲得したとの事。このファムって誰だっけか?て事でめじゃる。
ファム、レイズからパドレスにトレードされてた
パドレスがレイズの外野手トミー・ファム、そして二刀流のマイナー選手ジェイク・コーネンワースを獲得した。
その代わりにレイズへ外野手のハンター・レンフロー、二遊間を守るマイナーリーガーのザビエル・エドワーズ、そしてまた後で発表となる選手がパドレスから出ていくこととなった。
このトレードでの注目選手はやはりファム。彼がまたいい選手なんだってよ。最速FAが2022年って事で後2年は使える選手らしいので、パドレスはここ2年で勝負出来るんだっけか?は不明。
.@Padres acquire OF Tommy Pham, INF/RHP Jake Cornenworth from #Rays for OF Hunter Renfroe, INF Xavier Edwards, PTBN. pic.twitter.com/RohiRmIxdW
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) December 7, 2019
ファム、2番最強説の2番打者だった
ファムってどんな選手?ってところを調べたところ、元カーディナルスの選手だったみたい。
2017年に初めて規定打席に到達し22二塁打、23ホーマーの73打点、打率.306でOPS.931の大ブレイク。MVP11位に入るほどの活躍で一気に有名選手に。
2018年にも同等のレベルで活躍し、途中でレイズに移籍。結果、18二塁打、21ホーマーの打率.275でOPS.830と2年連続打撃力を見せつけた。
2019年、33二塁打、21ホーマーで打率.273のOPS.818。強豪レイズの2番打者として左翼手として活躍した選手。最近2番最強打者とも言われているが、それがファムだった。
ファムスゲー!!サイヤング賞投手からもホームランを打てる男。
The Rays strike first in Game 4 as Tommy Pham takes Justin Verlander deep!
(via @MLB)pic.twitter.com/tzwVX709hV
— SI MLB (@si_mlb) October 8, 2019
パドレスでのファムは2番打者?
さてそのレイズ最強打者だったかも知れないファム。パドレスではどんな位置に来るのだろう?
ポジション的には中堅/左翼を守っていたようだが、2019年のレイズでは左翼と指名打者のみの出場となっていた。公式サイトのデプスチャートでもパドレスの左翼の1番手はファムがランクイン。2番手でマイヤーズ(右翼の1番手)、3番手でネイラー。なるほど、ファムは左翼って事で。
そして気になる打順。おそらく、おそらくですが、上位打線はこんな感じになるのかなと思ってます。
1番タティースJr 22本、OPS.969
2番ファム 21本、OPS.818
3番マチャド 32本、OPS.796
4番ホズマー 22本、OPS.735
マチャドは意外にもタイトルやシルバースラッガー賞の受賞経験は無いが(GG賞は2度の守備職人)、OPS.900を超えたこともある強打者。ホズマーもどちらかというと守備の選手だがシルバースラッガーも受賞経験のある強打者。
タティースJrとファムが出て、マチャドかホズマーで返す打線になりそうだ。
Tommy Pham once again flashes the leather! pic.twitter.com/6N0fIUpiGm
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) July 1, 2017
ま、守備はGG賞レベルの時もあったけど基本は並レベルみたいだ。

ほな