2019年オフにヤンキースが抱える問題はFAで金いっぱい使ってコール狙ってこかってことだけかな
2019/11/04
2019年のヤンキースは103勝59敗でアリーグ東地区優勝した。しかもチーム本塁打数は306本もブチかましたのに、リーグチ優勝決定シリーズでアストロズに敗北。マジで何やってんだ!って感じ。
しかし見れば見るほどの常勝チームで、1995年以降13年連続ポストシーズン進出。2008年からちょっと低迷したが、ここ最近3年連続ポストシーズンへ。しかしまーワールドシリーズまでイケてないのはホントイケてない。
そんなヤンキースの2019年のオフの狙いは先発投手と言われています。
その他もいろいろと注目しときたい点があるみたいなんですよ。
2019年オフにヤンキースが抱える問題点が5つ公式サイトに発表されていましたので、それはどんな問題?なのかを共有しとこうかと確認しましたのでめじゃる。
FAで出てく選手で残したいのは誰なのか?
103勝したヤンキースからもFAとなる選手は多いみたいです。
大きなところで行くと指名打者エドウィン・エンカーナシオン。マリナーズから来た通算414本塁打で今季OPS.875の主砲だがバイアウト(2020年の契約を拒否)した。
クローザーアロルディス・チャップマンは37セーブで防御率2.21となかなかの成績。2019年シーズン終了後オプトアウトが出来たがどうするか。さらに大きな契約に挑むのか?※ほっといたら後2年はヤンキースだったんだけどね。
遊撃手ディーディー・グレゴリアス。残念ながら2019年は82試合しか出場出来ずOPS.718と成績もいまいち。打率.238と荒い打撃が目立った印象だが、本人は残留希望でクオリファイングオファー(通称QO)は貰えるみたいだ。こいつを拒否してFAに出るのかが見どころか。
DIDI GREGORIUS
R L
A A
N M
D
(via @MLBONFOX)pic.twitter.com/ea9asOCPqo— Bleacher Report (@BleacherReport) October 5, 2019
その他、先発投手CC・サバシア、外野手ブレット・ガードナー、リリーフデリン・ベタンセスらも去っていきます。
アストロズのコールを狙っているらしいから、この辺の選手の再契約は微妙なところかも知れませんね。
このオフが金の使いどころかなのか?
お金を使って世界一が取れた時代ももう古く、ある基準値を超えると「ぜいたく税」とかいう消費税10%レベルの意味不明な税金を取られるので、この基準内で頑張りましょうみたいな動きをしています。2019年のぜいたく税の基準は$206M、2020年は$208Mだそうです。
2019年を振り返ると、レッドソックスが$229M、カブスとヤンキースが$218M、エンジェルスが$200で...おや?ヤンキースオーバーしてましたね。
そして2020年はすでにレッドソックスが$224M、アストロズ$208Mと開始前から超えているチームもあり、ヤンキースは$201Mでギリギリぜいたく税回避のところにいます。
しかし喉から手が出るほど欲しい先発投手スティーブン・ストラスバーグ、マディソン・バンガーナー、リュ・ヒョンジンらがFAにいる。
彼らは間違いなく$208-$201M=$7Mで雇える選手ではないでしょう。さらにゲリット・コールとか...年間$20M-30Mは覚悟しないと。
ヤンキースさん、お金使い時ですよ!!
ケガ人たちはどうなってるんんだろうか?
呪われてるんじゃないのか?と思われた2019年のヤンキース。大量発生したケガ人たちはどうなってるのか?
今でも三塁ミゲル・アンドゥーハー、中堅ジャコビー・エルズベリー、中堅アーロン・ヒックスがケガ人リストに入っている。
ヒックスはトミージョン手術を受けて8~10カ月は戻ってこないだろう。復帰は早くて夏ぐらいか。アンドゥーハーは春季トレーニングに間に合うとの事。エルズベリーは知りません。
18試合に留まった外野手、元59本塁打の主砲ジャンカルロ・スタントン、ロッキーズから移籍してきた打撃開眼した3年目の外野手マイク・タウチマンらは冬には復帰。一塁ルーク・ヴォイトは手術するらしい。
ある程度は復活が見込まれるということか。
Giancarlo Stanton goes yard 💥
Second homer of the inning for the Yanks! (via @MLB)pic.twitter.com/ng3sUEEEFt
— SportsCenter (@SportsCenter) October 13, 2019
ALCSのクソ打撃は何だったのか?
アストロズとの対戦となったALCSで、ヤンキースは2勝4敗と負けてしまった。自慢の打撃がまったく通用していなかった。
1戦目こそマー君が投げて7-0の圧勝だったが、2戦目は2-3で負け、3戦目は4-1で負け、4戦目が8-3で負け、5戦目は1-4で勝ち、そして6戦目は4-6で負けか。2戦目以降トータル14得点(そのうち12点はホームランという事実)得点圏にランナーが36回いて、6点しか入れれていないらしい。
9人二塁DJ・ルメイヒューがいたら勝てたなど言っているその成績は、6試合で9安打、打率.346のOPS1.029という結果。なかなかやりおる。
ちなみにGG賞のファイナリストにも入っているルメイヒューは、2021年にはFA。後1年間はヤンキースのために活躍してくれるでしょう。
話はズレましたが、要はホームランに頼ってはコールやバーランダークラスは沈黙してしまうって事でしょうね。
DJ LEMAHIEU ARE YOU SERIOUS 😱
(via @MLB)pic.twitter.com/BW2qE51XVl
— SportsCenter (@SportsCenter) October 20, 2019
ヤンキースのリーダーは誰だ?誰だ?誰だ?
ヤンキースだけでも2009年から11年を過ごした先発投手CC・サバシアが引退、ヤンキース一筋12年35歳の外野手ブレット・ガードナーが抜けたらリーダーは誰になるのか?
これがどうも外野手アーロン・ジャッジらしい。
実力は言わずもがな新人でいきなり52ホーマー、127四球、128得点はリーグトップで、新人王、MVP2位、オールスター、シルバースラッガー賞などを受賞したバケモノ選手。噂では性格も良いとか聞いている。
エンジェルスのトラウトと同様、心技体を兼ね備えた優秀な選手。ヤンキースと言えばジーターだったが、十分それを超える可能性を秘めていると思う。
ま、ジャッジにしとけばいいんちゃうかな?
.@TheJudge44 is getting warmed up for October. #AllRise pic.twitter.com/cG1hElOvhU
— MLB (@MLB) September 22, 2019
ほな