2019年FAを騒がせたあのふたりの成績は如何に?ハーパー&マチャドは最低限の仕事30本塁打はクリア
昨年オフ、いわば2019年FA問題。渦中の中にいたのはナショナルズのブライス・ハーパーとオリオールズ→ドジャースのマニー・マチャドでした。
若くしてトップクラスの実力を持ったふたりが同時にFAに出たもんだから、みんないくらもらうのか?とか期待したもんです。
結局はふたりともえげつない契約になったんですけどね!
果たしてそのハーパーとマチャド。ホントにそれだけの価値があったのか?移籍後1年目も終わろうとしてますがどんな成績だったのかめじゃる。
5年連続30本で最低限のマチャド
歴代トップ4の契約を勝ち得たマニー・マチャド。その契約は破格の10年$300Mだ。
高騰した理由の1つは25歳でFAという若さもあるが、三塁を主としながら遊撃も守れる事を見せつけ、三塁でGG賞を2回も受賞している。本塁打は30本を超え、チームが強ければ100打点を期待出来た男。
そんなマチャドの2019年はさぞかし凄かったんだろうと思いきや...
Manny just renewed his membership. 💪#FriarFaithful pic.twitter.com/f629qU5xKz
— San Diego Padres (@Padres) September 15, 2019
144試合に出場し、打率.258/出塁率.335/長打率.466、30本塁打83打点でOPS.801(
盗塁は5)ゲッツーの多さはリーグワーストだ。実力はチーム内ではトップクラスなのだが、20歳タティースJrには劣る。
これが10年$300Mの実力。まだまだ勝負時ではないかも知れないが、きっと失敗に終わるだろう。
一応30本塁打という最低限の仕事はしたという印象。これで5年連続30本塁打以上を記録はした。凄いことは凄いんですけどね!
ハーパー30本100打点はクリア
歴代トップ2の契約を勝ち得たブライス・ハーパー。その契約は異次元の13年$330Mだ。
彼もまた25歳でFAで、マチャドとは違い守備はそこまで必要ではない右翼手。ただし新人王、MVPの受賞経験がある根っからの実力者。オールスターの常連で、昨年はリーグ最多四球も記録した威圧感のある選手。
そんなハーパーこそ2019年はさぞかし凄かったんだろうと思いきや...
This is Bryce Harper's 3rd season with 30+ HRs, as many as Giancarlo Stanton or Ken Griffey Jr thru age-26 https://t.co/5gRQsTtnQX pic.twitter.com/bTCSUZw0q1
— Baseball Reference (@baseball_ref) September 11, 2019
142試合に出場し、打率.254/出塁率.373/長打率.494、31本塁打102打点でOPS.867(
盗塁13)これで30本100打点という主砲の最低限?の記録は達成した。しかしむしろ捕手のリアルミュートのがトータル成績は上か。
これが13年$330Mのリアル。フィリーズはポストシーズンにイケるかどうかの瀬戸際だが、せめてチームを10月の試合に連れていくのが役目なのかと。
42本を打って本塁打王になった時もあれば、30本いかない時もある。移籍1年目は30本100打点をクリア。まずまずといった印象だ。

ほな