グレインキーがアストロズの選手として初登板。強打のロッキーズ相手に初回から魅せつける!
2019年のトレードで一番驚いたのはアストロズがダイヤモンドバックスのエースと契約した事じゃないでしょうか?そのエースとは...もちろんザック・グレインキー。
ロイヤルズ時代には最優秀防御率でサイヤング賞投手、ブルワーズ時代には最高奪三振率、
ドジャースでは最高勝率&最優秀防御率、そしてダイヤモンドバックスでは3年連続二桁勝利の敏腕投手。
そして今季も10勝4敗で防御率2.90という記録を引っさげてアストロズに移籍しました。
そのグレインキーが移籍後、アストロズの選手として初登板したらしい。相手は打撃力のあるロッキーズ。その初登板がどーなったか?気になったのでめじゃる。
契約だけならグレインキーもアストロズのエース!?
アストロズのエースと言えば...ちょっと迷いますよ。パッと浮かぶのは開幕投手のバーランダーですが、2番手コールもヤバヤバの成績。そこに元ダイヤモンドバックスのエースグレインキーが来たら...誰がエース?ってなります。
ちょっと契約の観点から見ると、どうもグレインキーがエースかも知れない。
2019年サラリーランキングを見ると
1.スティーブン・ストラスバーグ $38.3M
2.マックス・シャーザー $37.5M
3.ザック・グレインキー $34.5M
///
8.ジャスティン・バーランダー $28.0M
///
84.ゲリット・コール $13.5M
///
コールは楽勝。そして実績のあるスーパーエースのバーランダーでさえ抜いてしまってのメジャーリーガーとしてトップ3位の契約を勝ち取っている。2019年のサラリーだけで見るとグレインキーがエースと言っても過言ではない。
ちなみに総額の契約で見るとちょっと状況が変わります。バーランダー、コール、グレインキーの今の契約状況はというと
10年$219.5M ジャスティン・バーランダー
6年$206.5M ザック・グレインキー
1年$13.5M ゲリット・コール
こうやってみるとバーランダーのがエースなのかな?っと思ってしまいます。そしてFA前のコールは安いお金でここまで活躍しているのが素晴らしい。おそらく来季FAとなり他所のチームへ高額で契約されることでしょう。
契約だけで見ればバーランダー、もしくはグレインキーがエースって事になるかも。
.@Astros acquire RHP Zack Greinke, cash from @Dbacks for INF/OF Seth Beer, RHP J.B. Bukasuskas, RHP Corbin Martin, INF Joshua Rojas. #MLBOnTheMove pic.twitter.com/uiCtgfxydm
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) July 31, 2019
1回表はたった10球でシャットアウト
8月6日、アストロズの初登板となったグレインキー。期待が高まるがロッキーズの上位打線は強力なラインナップ。
1.右翼ブラックモン OPS.969
2.遊撃ストーリー OPS.903
3.DHマーフィー OPS.844
4.三塁アレナド OPS.904
こいつらをどう討ち取るかはなかなかの試練かと思いきや...
A perfect 1st in Houston. #TakeItBack pic.twitter.com/t9wEd49PZ5
— Houston Astros (@astros) August 7, 2019
あっさり三者凡退。
ブラックモンには3球で三振。ストーリーは1球でライトフライ。そしてマーフィーには6球粘られたが二塁ゴロで仕留めた。
たった10球で終えた初回。余裕の展開になりそうだ。
6回5失点の不甲斐ない成績
しかし魔の4回表。
打順も一回りした4回が危ないというがその通り。2番ストーリーにシングルを打たれ、3番マーフィーを歩かせてしまう。さらにワイルドピッチでノーアウト二三塁からの4番アレナドの犠牲フライで1点。5番マクマホンにも長打を打たれ2失点。
さらに魔の6回表。
3番マーフィーにシングルを打たれ、5番マクマホンを歩かせ。2アウト二三塁ってところで
7番タピアにスリーランを打たれた。
結局6回5失点。アストロズ打線も5回裏の時点で5得点していたが...勝ちが消えたか。さすがに5失点はちょっと問題の試合だった。
6回裏にコレアのホームランで勝利投手へ
グレインキー失敗だったかな...そう思ってた。
6回裏、6番遊撃コレアの打席。OPS.900を超えるコレアが6番に座っているのは他の打者の成績もあるだろうが、今季まだ60試合しか出場していないという病み上がりだからかも知れん。どうもコレアはケガ体質で、まともに年間通して出場出来たためしがない。
7月26日に復活したばかりで、復活当初は5番だったが新人アルバレスがちょっと成績もいいので6番に追いやられた感じ。
しかし、このコレアの6回裏
CC1 puts us up 1. #TakeItBack pic.twitter.com/jGDsFpTTge
— Houston Astros (@astros) August 7, 2019
グレインキーを勝利投手に導くホームランで勝ち越し!ありがとうございました。
初登板、初勝利。取りあえず合格点としておこうか。しかしグレインキーが入ったアストロズ...マジで最強だな。

ほな