アナ3チームを渡り歩く捕手ダーノウが、先頭打者ホームラン&最終回逆転お釣りなしスリーランを含む3ホーマー全打点ひとりでヤンキースを倒す!
2019/07/17
今日はレイズの捕手トラビス・ダーノウの日?
レイズVSヤンキースの地区優勝を争う1戦、レイズの捕手は正捕手ズニーノではなく第二捕手のダーノウでした。
元メッツの捕手ダーノウは6年ちょいメジャーに出場していましたが、OPS.704ととてもとても正捕手にはなれない打撃レベル。それでも2014年には新人王7位には入りましたけどね←この時点で微妙だが...。
昨年のOPS.650で打撃はどんどん劣化中。
そんな打撃微妙な第二捕手ダーノウが、今夜たったひとりでヤンキースに勝ったらしいって事で、その一戦のダーノウの打席を詳しくめじゃる。
初回、ダーノウの先頭打者ホームラン!
盗塁はこれまでそんなにした事もないダーノウだったが、今夜はトップバッターとしてスタメン出場。基本的には8番打者、5番打者、そして1番打者の順でスタメン出場している選手。
中軸に居座ると打撃力は低下するけれども8番時にはOPS.898、9番時にはOPS1.357と下位打線にしておくにはもったいない。
そんなこんなが関係しているかどうかはさておき、本日はトップバッターとして君臨。
初回、ヤンキースの先発パクストン相手に6球粘ってど真ん中のストレートを...
This looks relatively familiar...🤔#RaysUp pic.twitter.com/FJF4wy3G8t
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2019年7月15日
右中間へ運ぶ先頭打者ホームランを放った!
パクストンは防御率3.94で5勝4敗、奪三振率11.1と簡単な選手ではなかったのに...。ダーノウ地味に凄い。ま、コースは確かに甘かったが。
3回表、ダーノウ2打席連続ホームラン!
1アウトランナーなしで2打席目を迎えたダーノウ。またもど真ん中フォーシームを...
New York loves Travis d'Arnaud, and Travis d'Arnaud loves New York.#RaysUp pic.twitter.com/AOiyyjNXzf
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2019年7月16日
またも右中間へホームランを放つ。
これパクストンの失投だろ!?って思い四球率を確認すると、キャリア通算では2.7だが2019年は3.5。ちなみに四球率のランクは...
Aランク1.5
Bランク1.9
Cランク2.5
Dランク2.9←キャリア通算
Eランク3.2
Fランク3.5←2019年
Gランク4.0
パクストンのコントロール悪いやないかい!
ほーほー、ダーノウは失投を許さない選手って事だな。
9回表、ダーノウ2アウトから逆転お釣りなし3ラン!
9回表、2-4で2点を追いかけるレイズ。
ヤンキースの投手はクローザーのチャップマン。防御率2.45で25セーブはリーグトップ。奪三振率13.0の100マイルピッチャーだ。こいつは攻略無理だろーって思ってたが...
まさかの!
2アウト一二塁でこの試合2ホーマーを放つダーノウの打席。100マイルを超えるシンカーはファウルにするのがやっとという印象だった。1ボール2ストライクと追い込まれてからは3球連続スライダー。
そのスライダーの3球目を...
Pitching to Travis d'Arnaud tonight?
A porch choice. #RaysUp pic.twitter.com/P9YLJTbrLq
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2019年7月16日
ホームラン打つんかい!
結局ダーノウは3ホーマー5打点でレイズの勝利に貢献した。漫画みたいな結末を迎えたな。
試合結果
この試合は結局、レイズ5-4ヤンキースでレイズの勝利。
1回表=1点、3回表=1点、9回表=3点。ダーノウ1回表=ソロホームラン、3回表=ソロホームラン、9回表=3ランホームラン。
ん?ダーノウ全打点かよ!

ほな