ついに出た!500フィート超えの特大ホームラン!達成したのはレンジャーズのマザーラ。地味に将来の本塁打王候補なのか?
特大ホームランっていうのはどれぐらい飛んだホームランなのか...。
日本でいうと150m弾とかは超特大ホームラン扱いされてるような気がします。メジャーも同様に500フィート(約152.4m)が目安になるでしょう。
ちょっと調べると日本人ではあの松井秀喜ぐらいしか到達したことのない前人未到なんだとか(昔の選手がめっちゃ飛ばしたとかも見ましたが...ガセだと思ってます=尾ひれがでかくなりすぎたやつね)
今回2019年初の500フィート超えが出たらしいので、それは誰なのか?ついでにここ5年の最長飛距離は誰?なーんて事が気になったのでめじゃる。
レンジャーズのマザーラが505フィート弾の超特大ホームラン!
2019年初の500フィート超えホームランは、ヤンキースのスタントン、サンチェスではなく、レンジャーズのノマー・マザーラだった。
マザーラは打率.269、10本塁打の41打点でOPS.766と数字はそこまで凄くなさそう。しかもレンジャーズの本塁打トップはギャロの17本、そしてペンス15本、チュー12本のカブレラ11本で一向にマザーラの名前は出てこない。
パワー指標のISOもここ3年は.170ほどで、査定するとパワーCってレベル。
そんなマザーラだったが、6月22日のVSホワイトソックス戦で505フィートをかっ飛ばしたのだった。
Nomar Mazara hits a 505 FT Homerun against the White Sox registering to tie Trevor Story for the longest Homerun in MLB Statcast History! #MLB #homerun #crazy #rangers #WhiteSox pic.twitter.com/WiAENP4WGg
— Grind Time Sports (@GrindTimeSport_) 2019年6月22日
ハードヒット率は40%以下でメジャートップ150位以内にも入らない選手だったが、確変で飛ばした感じか。
せっかくなのでレンジャーズの右翼手ノマー・マザーラは飛ばし屋として覚えておきたいとこ。
ちなみに21歳からデビューし、まだ4年目で新人王投票5位にも入ったが、平均打率.260/出塁率.321/長打率.428のOPS.749からもわかるように、決して打撃がスゴイ選手ではない。
やっぱし覚えるのやめとこうか...。
過去5年の500フィート超えホームラン覇者
2019年にマザーラが505フィートをぶっ放し飛距離1位となったが、次点ではデズモンドの486フィートと一気に下がる。500フィートってそれだけ凄いって事。
せっかくなのでここ最近の500フィートを超えた選手でもさぐろうか。
2018年の500フィート超えはストーリーのみ
2018年500フィートを超えたのは、ロッキーズの遊撃手トレバー・ストーリーで505フィートをぶっ放してた。
彼が3年目の25歳の時。打率.291でOPS.914、ホームランは37本塁打を記録しオールスター、シルバースラッガーを受賞した年。この破壊力を誇り、しかも遊撃手。こりゃバケモノクラスでAロッドを彷彿させる。
Trevor Story’s 505 ft blast is the longest HR this season and broke the Statcast all-time record. pic.twitter.com/sO91bjrOLI
— DONKEYHACK™ (@DonkeyHack) 2018年10月9日
ちなみに2位はコルデロの489フィート。500フィートを超えたのはストーリーただ一人だった。
2017年の500フィート超えは0
2017年500フィートを超えたのは...一人もいなかった。
あのジャッジ(495フィート)、サンチェス(493フィート)、そしてギャロ(490フィート)もまた500フィートの壁に阻まれ涙を飲んだ。
52本塁打を放ち史上最強ルーキーの座を射止めたジャッジ、33本塁打を放ち最強捕手の座を射止めたサンチェス、メジャー定着1年目で41本塁打を放ったギャロでもダメだとか。
2016年の500フィート超えはスタントンのみ
2016年500フィートを超えたのは、元マーリンズ(現ヤンキース)の右翼手ジャンカルロ・スタントンで504フィートをぶっ放してた。
2016年と言えば59本塁打という大爆発する前の年。それまでには37本塁打で本塁打王を受賞していたが、年間通して活躍しないガラスの主砲のイメージ。
2016年の26歳の時もまた、119試合にしか出場せず打率.240でOPS.815、ホームランは27本塁でホームラン王どころか、シルバースラッガー、オールスターにすら出場していなかったが、この1発。
@Marlins' Giancarlo Stanton's "Moon Shot"
Distance - 504 Feet!#Marlins #LikeARocket pic.twitter.com/sRkHdx3pzb
— A2D Radio (@a2dradio_com) 2016年8月7日
ただのバケモノやないかい!
ちなみに2位はクルーズ493フィート。そして地味に3位はマザーラの491フィートで、500フィートを超えたのはスタントンただ一人。
2015年の500フィート超えは0
2015年500フィートを超えたのは...一人もいなかった。
あの鮮烈デビューをしたカブスのブライアント(495フィート)がトップだったが500フィートには及ばない。
ちなみにブライアントは199三振したものの26本塁打、OPS.858でオールスター、新人王を獲得した年。そんな彼でも無理だったか。

ほな