MVP候補のベリンジャーの独り舞台!!1ホーマーに2レーザーで観客を魅了する
2019/05/29
今一番注目しているのはもちろん、ドジャースのコディ・ベリンジャーじゃないでしょうか。
現時点でfWARは2位トラウト3.4というハイレベルなのに、4.3を記録している。何かの間違いかも知れないので、一応rWARも確認したところ、2位トラウト3.4に対し、5.2を記録している。
簡単にいうと誰がどう見てもベリンジャー最強!!って事。
そんなベリンジャーだが、開幕2ヵ月経過した5月末になっても尚凄みを増し続けている。その象徴となり得る試合がありましたのでベリンジャーの凄さをめじゃる。
ベリンジャーの現在リーグトップの記録
簡単にベリンジャーが凄いと分かる記録があります。
得点48(リーグ1位)
安打数72(リーグ1位)
打点49(リーグ1位)
打率.383(リーグ1位)
出塁率.469(リーグ1位)
長打率.761(リーグ1位)
OPS1.229(リーグ1位)
有名な指標だけでも7項目でリーグトップ。見逃せないのが、VS左投手でもOPS1.090、VS右投手でもOPS1.303。ホーム、アウェイ関係なくOPS1.000を超え、守備位置は主に右翼/一塁だが、そのどちらもOPS1.200を超えている。
その他、どの項目を見ても極端な苦手はなく抑えるのが無理ゲーなベリンジャー。凄過ぎるの一言。
実は強肩!?ベリンジャー2レーザービーム!
21歳でデビューし、いきなり39本塁打、97打点でOPS.933を記録しオールスターに選ばれ新人王=ルーキーオブザイヤーを獲得したベリンジャー。打撃は凄いのは知ってた。
なので...
Here comes the BOOM. pic.twitter.com/0FiD0f84kP
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2019年5月28日
3回裏にブチかましたソロホームランなど普通ですよ。これで19本塁打(2位)でイエリッチの21本塁打に後2本と迫っている。
ここまではフツー。
だけど...
1回表、1アウト一二塁からのレーザービーム
1回表からエースカーショウが大乱調。
1番ロザリオに二塁打、3番コンフォートに四球を与えた後、4番アロンソにシングルヒットを打たれ1失点。さらに5番フレイジャーに一二塁間を抜けるヒットを打たれたが...
Hello, have you Met @Cody_Bellinger? pic.twitter.com/Wl373vgVg7
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2019年5月28日
ベリンジャーのレーザービーム!!!
おや?ベリンジャーって肩強かったっけ?そんなイメージないんだけどな。
ちなみにここ3年のDRSが、2017年DRS+5、2018年DRS+6。そして2019年始まったばかりなのにDRS+12というゴールドグラブGG賞クラスの成績。
うむ、こいつは守備も凄いらしい。
8回表、1アウト満塁からのレーザーゲッツー
8回表、3-8で圧勝していたドジャースの守り。
メッツの5番フレイジャー、6番エチャバリアで2点取られて5-8。続くなんやかんやで気が付いたら満塁というヤバい状態。
ここでドジャースが抑えのクローザージャンセン投入。ホームランを打たれたら逆転というかなり厳しい場面だった。
そんなジャンセンが右翼へ大飛球を打たれー!!
CODY JAMES BELLINGER, YOU ARE RIDICULOUS. pic.twitter.com/OD7zfOAgzH
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2019年5月28日
たが、ベリンジャーキャッチからの三塁送球アウト!!
さらにチンタラ走ってた三塁走者がホームへ帰る前に仕留めたことから、チェンジとなった。ライトフライに抑えたジャンセン、そしてレーザービームのベリンジャー。このふたりがいなかったら逆転負けだっただろうな。
ちなみにここ2年の肩の力は、2017年54、2018年50ってところらしいので、肩力は平均並みみたいなんだけど。今年の評価は高いかも知れませんな。
ほな