オリオールズのクローザーギブンスがトーレスの威圧感に負けて押し出し四球!
クローザーって楽だと思ってませんか?
セーブの条件が...
・登板時のリードが3点以内で1イニング以上投げること。
・登板時の状況が迎える打者2人に本塁打を打たれたら同点または逆転される状況であること。 この場合は、イニング数(アウトカウント)は関係しない。
基本はこんな感じ。
要は3点リード時なら2点取られてもいいというあまあまな記録。そんな選手にお金払うのもったいないなーって思った時期もありました。
しかし意外に大事なクローザー。クローザーが弱いところは決して強くないのが今のメジャーリーグ。
て事は、最下位チームのクローザーがどんなもんか気になりますよね!
アリーグ東地区最下位のオリオールズのクローザーマイケル・ギブンスがやらかしちゃってたのでめじゃる。
9回表5-5からヤンキース勝利!
5月23日のヤンキースVSオリオールズ戦。アリーグ東地区でトップのヤンキースとしては、最下位オリオールズには負けたくない一戦。
しかしながらも8回裏にオリオールズに4点を奪われ、8回終了時点で同点に追いつかれたヤンキース。
このノリノリ状態に気を良くしてか?オリオールズは同点ながらも勝ちを確信し、クローザーマイケル・ギブンスを投入したのだったが...
#StartSpreadingTheNews: Walk On. pic.twitter.com/bLfoHPTWP6
— New York Yankees (@Yankees) 2019年5月23日
フツーに敗北。
ここがリーグ屈指のクローザーだったら、9回表を無失点に抑え、9回裏に勝ち越せてたのかも知れない。ここがやはり運命の分かれ道だった。
元野手からクローザーになったギブンス
9回同点から登板したマイケル・ギブンス。
もともと野手で22歳で388打席に立っていたが打率.243、2本塁打、27打点、OPS.635といまいち通じず投手に転向。
2015年に投手でメジャーデビューしたギブンス。当初はリリーフとして活躍し、2018年からクローザーになっていた。ただし防御率3.99。
今季も防御率4.71と散々だったが、奪三振率11.1とそれなり。
Harry Houdini. David Copperfield. David Blaine. Mychal Givens. pic.twitter.com/BZW620KLcx
— fakeOs (@fakeOs1) 2019年5月15日
サイドスローの特殊な選手。
9回押し出し四球をしてしまったギブンス
9回同点から登板したマイケル・ギブンス。
持ち前の三振奪取能力から6番ガードナーOPS.750、7番メイビンOPS.712のふたりから三振を奪い2アウト。
こりゃ楽勝だな!って思った矢先に8番エストラーデの代打で登場したのが...
Gleyber Torres keeps destroying Orioles' pitching and it's wearing on broadcaster Gary Thorne.
Check out this call 😔
(Via @Yankees)pic.twitter.com/3xPkfo1fqH
— Yahoo Sports MLB (@MLByahoosports) 2019年5月23日
オリオールズキラーの遊撃トーレス。
ルーキー時にオールスターにも選ばれた期待の若手で、2年目の今季も打率.302、12本塁打、26打点でOPS.906を記録中。
この成績だけでも恐ろしいのに、VSオリオールズ戦となるとさらに強力になる!
打率.465、10本塁打、13打点でOPS1.763まで上昇する。今季12本塁打中10本をオリオールズ戦でブチかます天敵トーレス。こいつはヤバい。
てことでトーレス四球。
続く9番ロマインの代打で登場したのが...強打の捕手サンチェス!今季も打率.270、15本塁打、31打点でOPS1.018のバケモノだ。
てことでサンチェスにシングルヒットで2アウト一二塁。
結局、トップバッターに戻り1番ルメイヒューに四球、そして2番ヒックスに四球で押し出しとなった。コントロールに難があると言うべきか、オリオールズキラーのトーレスの威圧感にやられたと言うべきか...。

ほな