めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

インディアンス マーリンズ

同日にふたりの完封劇!凄いのは15奪三振シャットアウトのビーバー!?それとも89球シャットアウトのアルカンタラ!?

2019/05/21

メジャーリーグで「シャットアウト」というと完封という意味になる。基本的には9回をひとりで投げ切って0点に抑えるって事ですね。

その時に投手記録 ShO にカウントされる。

2017年にシャットアウトしたのは15人。そのうちクルーバーとサンタナが3回ずつでトップ。そして2018年には13人。複数回記録はいない。

そんな年に10人ちょいしか生まれないシャットアウトの記録が、今回は同時に二人も現れた!そんなレアな記録も珍しいかと思ってせっかくなのでめじゃる。

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5月19日、シャットアウトが同時にふたり!

5月19日、1点も取れなかったチームが2チーム存在した。1チーム目はアリーグ東で最弱のオリオールズ、そしてナリーグ東地区3位のメッツの2チームだ。

オリオールズは2019年計176得点を記録しているけれどもメジャー全体25位。メッツは199得点で19位タイ。決して得点力のあるチームではない。

その2チームがたったひとりの投手相手に9回無失点を食らったのだ。

その投手は...

インディアンスの先発シェーン・ビーバー
マーリンズの先発サンディ・アルカンタラ

どっちのシャットアウトが印象が強い?

89球でシャットアウト!?もしくは15奪三振でのシャットアウト!?

インディアンスのビーバーが9回15奪三振無失点で勝利

5月19日vsオリオールズ戦。サイヤング賞2回の先発1番手クルーバー、4年連続二桁勝利の先発2番手バウアー、そしてこのビーバーなので3番手としてもいいでしょう。

ビーバーは2018年にデビューし19先発で11勝5敗、防御率4.55と悪くなかったのに新人王にかすりもせず。奪三振率も9.3とそれなり。

そんなビーバーだったがオリオールズ相手にやりよった!

9.0回を被安打5、無四球の15奪三振。107球でシャットアウト。15奪三振は当然今季最多。通算でも2017年に11奪三振したぐらいで基本は二桁も三振は奪えない。

ビーバー!フィーバー!オーケー!ベイベー!

さらに凄い記録があった。2014年6月18日カーショウが記録して以来の最小投球数での15奪三振+シャットアウト。

そして1908年以来、4番目に若いシャットアウトで15奪三振+無四球。

さらにインディアンスでは1968年7月18日以来の2番目の15奪三振以上+無四球。

だって!

ざっくり言うと、若くて15奪三振+無四球でのシャットアウトは希少種だってことですね。

マーリンズのアルカンタラが9回89球無失点で勝利

5月19日vsメッツ戦。マーリンズで4番手を担うアルカンタラ。ウリーニャ、リチャーズ、ロペスの次に登板していた。

アルカンタラは2017年にデビューしリリーフで防御率4.32。2018年は6先発で2勝3敗、防御率3.44。制球力が悪くいまいちな投手という成績だった。

そんなアルカンタラだったがメッツ相手にやりよった!

9.0回を被安打2、1四球の8奪三振。特に気になるのが89球でシャットアウト。まだ若い23歳だからか100球を超えた試合は1度もない。もしかしたらシャットアウト前に100球に到達してたら替えられてたかも知れないな。

そんなアルカンタラの球種は多彩。

速球とシンカー(おそらくツーシーム)にスライダーを加え、さらにチェンジアップにカーブまで投げる。

特にスライダーが決め球って感じ。

ちなみにマーリンズでは2014年6月3日以来、90球未満でシャットアウトした2番目の投手だったらしい。

omio
omio
結局ふたりとも凄いって事!どっちかというと90球未満でのシャットアウトがレアっぽいね!

ほな

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