2019年球界最強打者はベリンジャーではなくヤンキースの捕手ゲリー・サンチェスだった!?
ちょっと注目をしてない間に、いつの間にか本塁打争いも第3の男が現れてました。
アリーグ本塁打トップ3
16本塁打*スプリンガー(HOU)
14本塁打*ブレグマン(HOU)
13本塁打*ロザリオ(MIN)
ナリーグ本塁打トップ3
16本塁打*イエリッチ(MIL)
15本塁打*ベリンジャー(LAD)
13本塁打*ピーダーソン(LAD)
13本塁打*スアレス(CIN)
ベリンジャーやイエリッチに気を取られてましたが、アストロズのスプリンガーがいつの間にかトップタイ。そしてブレグマンも14本と怒涛の追い上げを見せてました。
アストロズ、ドジャースメンバー凄すぎ!
そんな本塁打争いにも参加しておりませんが、噂によるとヤンキースの正捕手ゲリー・サンチェスが最強なのではないのか?と情報ありましたので、何故そう言われているのか?そこんとこ詳しくめじゃる。
ホームランの平均打球速度がナンバーワン!
スタットキャストがお送りする平均打球速度って指標があります。2019年の平均打球速度のトップ3がこちら。
平均打球速度トップ3
120.6mph*スタントン(NYY)
118.9mph*ゲレーロJr.(TOR)
118.3mph*サンチェス(NYY)
相変わらずスタントンの破壊力は絶品。ちょっと趣旨とはブレますが、新人ゲレーロJr.がトップ2にランクインしているのは、やはりバケモノであることが分かるデータです。
そして今回の主役サンチェスは3位に入りました。
「3位じゃねーか!」
そう思いますよね。凄いけど3位。しかし、こういうデータがありました。
Gary Sanchez this season...
111.4 mph *average* HR exit velo
8 HRs hit 110 mph or harderBoth of those lead MLB.
Here are all 8 of his 110+ mph HRs: pic.twitter.com/tDAAZt37aH
— David Adler (@_dadler) 2019年5月16日
Highest avg. HR exit velocity, 2019
Min. 5 HR (143 hitters)
1) Gary Sanchez (NYY): 111.4 mph
2) Joey Gallo (TEX): 110.0 mph
3) C.J. Cron (MIN): 109.7 mph
4) Pete Alonso (NYM): 109.5 mph
5) Avisail Garcia (TB): 109.2 mph
2019年5本塁打以上記録している選手の中で、ホームランになった時の平均打球速度がサンチェスがナンバーワンだそうだ。
あのギャロよりも上!なるほど最強ってのも一理あるか。
実は昔から平均打球速度が凄かった!
2015年22歳の時に2打席に立ちましたがヒットは打てませんでした。
2016年たった53試合で20本塁打を記録し新人王2位。惜しくもタイガースの先発フルマーに新人王を奪われたが、もし150試合ほど出場してたら60本塁打ペース。ほぼサンチェスが新人王で間違いなかったかと思う。
翌2017年で初オールスターで33本塁打、90打点。守備は悪いが打てる捕手ってイメージが定着。
そして2018年は89試合に出場し18本、53打点。打率も.186まで低迷した。
そんなサンチェスだったが、年々進化していたようだ。
Sanchez's avg. HR exit velocity by season
2016: 105.4 mph (T-33rd in MLB) | 111.5 mph max
2017: 107.3 mph (5th in MLB) | 115.1 mph max
2018: 108.7 mph (1st in MLB) | 114.8 mph max
2019: 111.4 mph (1st in MLB) | 118.3 mph max
これまたホームランになった時の平均打球速度なのですが、初オールスターの2017年には5位。そしてここ2年は連続の1位という誰よりもスゲー本塁打を打つ最強打者だったのです。
要はブンブン丸ってやつなのか...。
パワー指標であるISOも実はトップ!
ISOという指標は長打率-打率で求めることが出来る簡単な指標。これで何が分かるかと言いますと、ヒットを打った時にどれだけ長打を打ってるか!これが分かります。
今のISOランキングはと言いますと...。
ISOランキングトップ3
ISO.383*イエリッチ(MIL)
ISO.368*ベリンジャー(LAD)
ISO.360*ベル(PIT)
ホームラン争いをしているイエリッチ、ベリンジャーがワンツー。このことからもISOの意味が分かりやすいですね。パワーがあるのは誰だか分かりやすい指標です。
ちなみにISO.300を超えるとかなり凄い!って感じで思って大丈夫。
「サンチェスおらんやん...」
ですよね!そうサンチェス入ってません。その理由が、相変わらず規定打席に到達するのが困難なタイプでして。なので改めて確認。
今のISOランキング(100打席以上)はと言いますと...。
ISOランキングトップ3(100打席以上)
ISO.400*サンチェス(NYY)
ISO.383*イエリッチ(MIL)
ISO.378*ディートリッヒ(CIN)
はい、最強。
まともに稼働すれば、あのイエリッチも超えるパワーを持つ選手なんですよ!まともに稼働すれば!
そんなサンチェスが復帰したヤンキース。怒涛の勢いでレイズを追い抜くのではないでしょうか。
GOODBYE GARY SANCHEZ!Long Home run 443 feet⚾️⚾️ pic.twitter.com/yUe3vnVkuQ
— Yankees-Rumors (@Allrise_yanks99) 2019年5月15日
ほな