前田健太が勝てる理由、マックス・シャーザーが負ける理由とは!?
2019/04/08
ドジャースの前田健太が2先発して2勝0敗、防御率3.09でドジャースは7勝2敗でナリーグ西地区トップを独走中です。一方ナショナルズのマックス・シャーザーは防御率2.13と凄い成績を残してますが0勝2敗。ナショナルズは3勝4敗でナリーグ東地区4位と低迷しています。
この差はなんなの?
当然チーム力の差といってしまうと終わってしまうのですが、シャーザーが絶対に勝てない理由がありましたのでめじゃる。
防御率は前田のが悪い
シャーザーの防御率2.13は現在10.0イニング以上投げた先発(76人)の中では24位にランクインされています。防御率トップ30位以内で2敗しているのはシャーザーとバンガーナーだけ。
一方前田健太の防御率3.09は41位と悪くはないですが、2勝というのは出木杉かなと。
奪三振率もシャーザーが圧倒的
シャーザーの奪三振率14.92は現在10.0イニング以上投げた先発(76人)の中では4位にランクイン。まだまだ序盤とはいえ先発で14.92はかなりの数字、クローザーでもこのレベルは数えるほどしかいない。
デグロムとの投げ合いは圧巻の一言。
Max Scherzer and Jacob deGrom combined for 22 total strikeouts in their Opening Day showdown. pic.twitter.com/o7bRNWk9Er
— MOUND MONSTER™ (@MoundMonster) 2019年3月29日
一方前田健太の奪三振率7.71は47位と悪くはないですが、フツー。やはり2勝出来るのは不思議かなと。
ランサポートは前田健太が圧倒的
前田健太のランサポートが驚異の13.89!当然メジャーナンバーワンの援護率で単純に考えたら、ランサポート>防御率だったら勝てる訳で...13.89もあったらほぼ全員が勝てる計算だ。
一方シャーザーのランサポートは...
0.00!?
0.00です!
シャーザーが投げた時には1点も取ってくれないってことで、シャーザーが無失点に抑えても良くて引き分け、1失点でもしたら負けになる。そんな過酷な環境でした。
チームランサポートはドジャースのが上
ナショナルズの先発のランサポートは4.14でメジャー全体で15位、ちょうど中間ぐらい。特別悪い感じでは無く、チーム内でもシャーザー0.00~サンチェス13.50と幅がある。
ドジャースの先発のランサポートは8.76でメジャー全体で3位の援護率。ただし、ウリアス3.60~前田13.89とその中でも前田は群を抜いている。
打力のあるチームが、前田の時だけさらにワンランク上の打線となる。かなりのバケモノたちだな、これ。
Count it up, count it up, count it up, count it. pic.twitter.com/tEtY2hS2bx
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2019年4月6日
ディスる訳では無いが、今もっともノッテいるマリナーズの菊池雄星はランサポート9.77もあるが1勝も出来ていない。そう考えると前田健太...彼もただの投手じゃないような気がプンプンすると思いませんか?
ほな