ホワイトソックスの超有望株エロイ・ヒメネスがメジャー経験なしで6年$43Mを獲得!
2019/03/25
ホワイトソックスが大きな賭けに出たようです。
ホワイトソックスのトッププロスペクトでもあり、球界全体でもトップ5には入る有望株の外野手エロイ・ヒメネス(マイナー選手)がメジャー経験なしだったのに6年$43Mを獲得したとの事。
年平均7Mのヒメネス。まだメジャーで通用するかどうか不明なのになかなか思い切った事をしたようです。ヒメネスってそんな凄いの?って事でちょっとめじゃる。
6年$43Mは凄いのか!?
メジャー経験なしで6年$43Mを獲得したヒメネス。さてこの契約が凄いのかどうかってパッと分からんのですよ。トラウトが12年$426.5Mとかバケモノ契約やっちゃうからね。
でも、2019年FAの外野手を対象に契約状況を確認しました。
ブライス・ハーパー:13年, $330M
AJ・ポロック:5年, $60M
アンドリュー・マカッチェン:3年, $50M
マイケル・ブラントリー:2年, $32M
マーウィン・ゴンザレス:2年, $21M
年平均の年俸はやはりメジャー経験者には劣りますが、トータルで言うとオールスター3回で最多二塁打を記録した10年目のインディアンスの2番打者ブラントリーよりも上だ。こりゃ期待度が高いってのが容易に分かる。
Not a bad day for #WhiteSox No. 1 prospect Eloy Jimenez
✅ Signs 6-year, $43 million contract extension
✅ 3-for-3
✅ HR
Gameday: https://t.co/fVDDv4ltR2 pic.twitter.com/SzKhxXItaM— MLB Pipeline (@MLBPipeline) 2019年3月23日
ホワイトソックスの外野陣は?
ヒメネスが契約した事で晴れて開幕初日より出場する事が出来るようになった(約1ヶ月出場を遅らせる事でチームの保持期間が1年延びるという裏技は必要なくなったので)
でヒメネスがいなかった場合のホワイトソックスの外野陣は
6番左翼:パルカ
9番中堅:エンゲル
1番右翼:ジェイ
こんな感じの予想だった。新人のパルカは打率.240、27本塁打、67打点で盗塁2のOPS.778と好成績、2年目のエンゲルは打率.235で6本塁打、29打点の盗塁16でOPS.614、ジェイは打率.268で3本塁打、40打点で盗塁4のOPS.678。
成績的にはジェイを外したいところだが、おそらく6番左翼にそのままヒメネスが入るのではないかと予想されている。
ヒメネスの打撃力はヤバい!?
チームが出来るだけ長く保有したい事からデビューが遅くなったとも言われるヒメネス。彼のマイナー時代の成績を見てみた。
2017年A+からAAのトータル成績が89試合で打率.312で19本塁打65打点のOPS.956のマイナーでは敵なしクラス。翌2018年はAAからAAAのトータル成績が108試合で打率.368、22本塁打75打点、OPS.961を記録。レベルが上がってもヤバい感じ。
そしてこの春は打率.448のOPS1.259を記録している。そりゃメジャーデビューさせたいレベルだわ。
さらに凄い事は引っ張り専門ではないから、おそらく強引なシフトもやられないだろうし打率もそこそこ期待出来るのではないか?
Here's @whitesox Eloy Jimenez @milb home run spray chart. He's going to be fun to watch. pic.twitter.com/XuzTVUWryu
— Daren Willman (@darenw) 2019年3月20日
開幕6番左翼ヒメネスに期待
ここまでの感じから、おそらく開幕スタメンで6番左翼が有力か。
当たり前だが新人王候補のひとりになるとは予想出来る。最大のライバルはブルージェイズのゲレーロJrか。彼よりも羽ばたけるのか?ホワイトソックスに期待したい。
ほな