FA選手ら捗る!マーフィーがカブス、サンチェスがナショナルズ、そしてミラーが...
2018/12/22
本日もさらに3名FA選手が移籍(もしくは移籍間近)となりました。最近立て続け?のような感じがしますが。その3人とは...
- ダニエル・マーフィー CHC→COL
- アニバル・サンチェス ATL→WSH
- アンドリュー・ミラー CLE→STL(予定)
この3人、超有名選手マーフィー、ミラーとちょっといまいちパッと浮かばないサンチェスがいます。今回もまたどんな選手か確認しようと思いめじゃる。
最強?の中距離打者二塁マーフィーは一塁へ
元カブスのダニエル・マーフィーが2年$24Mでロッキーズと契約した。
主に二塁を守る内野手だがナショナルズでは一塁も守ってた。OPS+はデビュー以来100を切ったのは2009年のみで常に打力は平均以上。2018年は12本塁打、15二塁打に終わったが、2016年、2017年にリーグ最多二塁打を連続で受賞している中距離ヒッター。打率も3割が期待出来るアベレージヒッターでもある。
そんな二塁のマーフィーだが、ロッキーズでは2番一塁の予定だ。その為2018年に一塁だったデズモンド(OPS+83)をパーラがいなくなった左翼に。二塁には昨年デビューの23歳ハンプソンが有力。
2018年も打率.299でOPS.800と強打者ぶりを発揮しているマーフィーがヒッターズパークであるロッキーズに来るとこうなる...
通算打率.330、OPS.894(クアーズフィールド)
思ったよりあんまりだったが、取り合えずは戦力にはなりそうだ。ただし二塁手としてはって感じだったのが一塁手だとどうなるかが見物だな。
33-year-old 2B Daniel Murphy has signed with the Colorado @Rockies on a 2-year, $24M deal. In 91 games last year with the #Nationals and #Cubs, Murphy hit .299/.341/.442 with 12 homers and 42 RBI. #MLB #MLBHotStove #Baseball pic.twitter.com/NreVEbpdrw
— Cash Flow Sports (@cashflowsports1) 2018年12月21日
ホームラン確定とも言えるフォロースルーがカッコいい選手。元Mr.オクトーバーだけに優勝チームには是非欲しい人材だろう。
クソチェンジアップの先発サンチェス
元ブレーブスのアニバル・サンチェスが2年$19Mでナショナルズと契約した(2021年はチームオプションだって)
実はこの男、まーまー凄い選手で2006年の22歳でデビューしいきなり10勝3敗、防御率2.83を記録し新人王9位にランクイン!その後かなり開いて2013年には14勝8敗防御率2.57で最優秀防御率も獲得しサイヤング賞4位にランクインしている※ただしオールスターに選ばれた経験がないのはお察し。
2015年31歳から衰え?はじめて10勝10敗で防御率4.99、翌2016年には7勝13敗、防御率5.87、さらに2017年には3勝7敗で防御率6.41と完全にサンチェス終了のお知らせだと思ってた。
しかしながら速球の比率を前期より少し落として30%弱に。カッターの比率は大幅に増やして8%→23%に、シンカーは17%→8%ぐらいに。他66マイルを記録したクソチェンジアップが25%、スライダー5%、カーブ9%ぐらい。シンカー減らしてカッター増やした結果...
7勝6敗、防御率2.83。スゲー
まだまだ先発2~3番手イケるんじゃね?と思わせるようなピッチング。だったが今のところエース級がわんさかいるナショナルズでは4番手候補か。残念。
10. Anibal Sanchez's changeup - 49.3% pic.twitter.com/f1jQZK4lH8
— Ben Palmer (@benjpalmer) 2018年12月18日
サウスポーのファイヤーマン(火消し屋)ミラー
元インディアンスのアンドリュー・ミラーが複数年契約でカーディナルスに移籍する可能性が非常に高い(身体検査中)と報じている。
ミラーの2013~2017年の活躍は素晴らしい。これを箇条書きにでもしてみるとだな...
2013年BOS*防御率2.64、奪三振率14.1
2014年BOS→BAL*防2.02、奪14.9
2015年NYY*防2.04、奪14.6
2016年NYY→CLE*防1.45、奪14.9
2017年CLE*防1.44、奪13.6
ここ4年の攻略はほぼ不可能で、しかも2014年~2017年はリリーフのくせに100奪三振を記録しているバケモノリリーフ。なのにクローザーでは無く7回や8回の一番厳しいところに出て行くファイヤーマンと申しましょうか。取りあえずいいとこで抑えてくれる選手だった。
それも魔力が無くなったのか、今年。
2018年CLE*防4.24、奪11.9
明らかに劣化はしているがまだまだ余力は十分。さすがにここ数年でブラック企業並みに働かされ過ぎて...ガクッと来てしまいましたね。
しかもカーディナルスのクローザーと言えばジョーダン・ヒックス。あの170キロ左腕チャップマンよりも速度は上!2018年に限ってはチャップマンフィルターよりもヒックスフィルターのが必要ってぐらい最速記録はヒックスばっかし。
左腕ミラーからの右腕ヒックスとか...打てんでしょ!
Let’s all give a warm welcome to Andrew Miller to the @Cardinals @barstoolcarl pic.twitter.com/azfBEf6ljY
— Joe Larson (@joe_larson4) 2018年12月21日
まとめ
今回はポストシーズンで大活躍した二塁マーフィー、ファイヤーマンのミラーが移籍となりました(ミラーはほぼね)先発サンチェスの移籍もなかなかのお話し。
ウィンターミーティングが終わってからというもの毎日では無いですがそれなりに着々とFA処理やトレードが実施されているようです。
他にはブルワーズのソリアがアスレチックスへ行っただとかも言われてますね。11年で6チームを渡り歩くジャーニーマンが12年目で7チーム目に行く模様←どんだけ解雇されてんねん!もしくはどんだけ必要とされてんねん!ってぐらい凄い人なんでしょう。
まだまだチームの補強が盛んですが...もう年末になりそうですね。
ほな
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