ヤンキース、メジャー史上最強の破壊力265本塁打、さらに266本塁打を達成!しかし世界一にはなれないみたい!?
9月ももうすぐ終わりです。もはや興味はポストシーズンでしょう。
そんな終了間際にヤンキースがメジャーリーグ史上最強の名を手に入れました。これまたヤンキースっぽい記録となってます。
チーム本塁打数が過去最高となりました。それも266本塁打。え?もしかしてこれって世界一確定のフラグなんじゃねーの?ってことで過去のチーム本塁打数歴代トップ10の最終結果をめじゃる。
チーム最多本塁打を記録したのはルーキーのトーレス
99勝61敗で迎えた161試合目のヤンキースvsレッドソックス戦。シーズンも残り2試合。ヤンキースはこの日を迎える前にはすでに264本塁打でメジャーリーグ史上最多タイとなる本塁打を打っていた。
この記録を単独トップにしたのはこの選手!
#265 pic.twitter.com/TqwKH0MdlC
— New York Yankees (@Yankees) 2018年9月29日
ヤンキースのスーパールーキー、グレイバー・トーレス24歳だった。
4回表、レッドソックスで先発し今季12勝4敗で勝率.750のロドリゲス相手にたった3球でホームランを放った。打ったのは93.7マイルのツーシーム。これで単独265本塁打でトップとなった。これに名を刻むルーキーとか凄いね。
今季新人王候補にも入ってるトーレス、これで一歩近づいたかな?
※その後こしゃっとスタントンがホームランを打って266本へ。
メジャー史上最多本塁打チームの末路
265! The @Yankees just set a new @mlb record with most HRs for a team in a season. pic.twitter.com/d5h4iWdZY6
— Daren Willman (@darenw) 2018年9月29日
メジャーリーグ史上最多本塁打トップ10のチームはこの子らだ。
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Season | Team | HR |
1 | 2018 | Yankees | 266 |
2 | 1997 | Mariners | 264 |
3 | 2005 | Rangers | 260 |
4 | 1996 | Orioles | 257 |
5 | 2010 | Blue Jays | 257 |
6 | 2016 | Orioles | 253 |
7 | 2000 | Astros | 249 |
8 | 2001 | Rangers | 246 |
9 | 1996 | Mariners | 245 |
10 | 2012 | Yankees | 245 |
ヤンキース、マリナーズ、レンジャーズにオリオールズなどが目立つ。しかもここ最近のチームばっかしで本塁打増加傾向にあるのが容易に想像出来ます。
ではヤンキースは今年世界一になれるのか?このチームらの末路を確認した。
264本塁打を記録した1997年のマリナーズはリーグ優勝を果たしたものの地区シリーズでオリオールズに敗北。260本塁打を記録した2005年のレンジャーズはリーグ優勝どころかアリーグ西地区の4チーム(当時は)中3位とただただホームランを打ったチームというだけだった...本塁打=勝利とはならないいい例だろう。
257本塁打を記録した1996年のオリオールズはリーグ優勝を逃し地区2位でポストシーズンへ進出。リーグチャンピオンシップまで進んだもののヤンキースに敗北。同じく257本塁打を記録した2010年のブルージェイズもまたリーグ優勝どころかアリーグ東地区で4位。本塁打って必要なのか?
253本塁打を記録した2016年のオリオールズも地区2位でポストシーズンへ進出。ただしさっさとワイルドカードで敗退。オリオールズはチーム本塁打数が多くても地区1位にはなれなかったか...。249本塁打を記録した2000年のアストロズはまだナリーグ中地区だった。同地区には6チーム存在していたがなんと地区4位。本塁打は多くてもクソ弱かった。
246本塁打を記録した2001年のレンジャーズは今度はさらに酷くアリーグ西地区で最下位。本塁打って一体何の意味があるんだ?245本塁打を記録した1996年のマリナーズはリーグ優勝すら果たせず、アリーグ西地区の2位に甘んじた(実はマリナーズは2年連続メジャー史上トップ10に入る本塁打数記録してたんだな)
そして最後に245本塁打を記録した2012年のヤンキースは見事リーグ優勝を果たしポストシーズン進出。が、リーグチャンピオンシップで完敗。ホームランの存在意義とは。
Pinstripe POWER. pic.twitter.com/bAThvyen9i
— MLB (@MLB) 2018年9月29日
過去の記録上どんだけホームラン打っても世界一にはなれない事が判明したな。
まとめ
意外にもホームランが多いからといってそのままポストシーズンを駆け上がる感じでは無さそうだ。やはりイメージでは短期決戦はホームラン数よりももっと重要な項目があるのだろう(例えば先発投手とかリリーフ投手とかが重要なのかな?)
結果的に266本を記録したヤンキースだったが、2018年の世界一は過去の記録上あり得にくいということが判明した。この過去を覆すことが出来るのか?はたまたやっぱり歴史上の通りなのか。そこんとこ注目ですね。
ってかトップ10のどのチームもワールドシリーズでさえ進んでないけどね。
ほな
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