ブルワーズの外野手イエリッチがサイクルヒット(サイクル安打)達成！もうひとりのサイクルヒットも確認した
2018/08/31
ブルワーズの若き外野手クリスチャン・イエリッチがサイクル安打を達成した。
サイクル安打とは言わずと知れた１試合でシングルヒット(単打)、ツーベース(二塁打)、スリーベース(三塁打)、ホームラン(本塁打)を打つという偉業。
この記録の凄さというのは、おおよそ1試合最低で3打席しか回らないので、なるべく上位打順であることが必要。さらに3～6打席打順が回るとしても4安打もしなきゃいけない(打率5割を超えなきゃならない)それだけでもしんどいのにホームランが打てる長打力を持ちつつ、三塁打を打てる機動力も必要。
これは限られた選手しか出来ない。
今回イエリッチが達成したとのことでその試合を振り返るのと同時に、2018年のサイクル安打は二人目だということで残りのひとりも調査しましたのでめじゃる。
ブルワーズの外野手イエリッチがサイクル安打達成！
主は左翼を守りつつ右翼もイケて、あわよくば中堅も守るイエリッチ。そのイエリッチが8月29日のレッズ戦でサイクル安打を達成した。その詳細を確認して行こか。
ICYMI: Last night, @ChristianYelich went 6-6, played some stellar defense, oh and he hit for the cycle, too. pic.twitter.com/3IhSZVqHZh
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2018年8月30日
1打席目、シングルヒット
2番右翼て先発出場したイエリッチは1回裏、先頭打者ケインがシングルヒットで出塁したその後、防御率4.97といまいち冴えない先発ハービー相手に91.7マイルのフォーシームをセンターへ叩き返した。ひとまずシングルヒットを記録。
2打席目、シングルヒット
3階先頭打者で始まったイエリッチ、ハービーの6球目の88.2マイルのスライダーをセカンドゴロだが内野安打となった。しかも1打席目に引き続き6球投げさすやらしさも披露。またもシングルヒット。
3打席目、ホームラン
またもケインから始まった5回。ケインがシングルヒットを打ったその直後、ハービーの初球の92.5マイルのツーシームをライトへ運ぶホームランをぶち込んだ。すでに3打数3安打、その3打席目がホームランで逆転。シーソーゲームの予感。
4打席目、ツーベースヒット
6回表、9番アルシアがエラーで出塁、その後ケインがアウトとなった1アウト一塁。相手は防御率3.25のローレンゼン。4球目の95.5マイルのツーシームをセンターへ打ち返し二塁打。これで4打数4安打。一番達成しにくい三塁打が残ってしまった。
5打席目、スリーベースヒット
7回表、またもケインを二塁に置いてイエリッチ。相手は防御率2.65のヘルナンデス。投手が代わってもイエリッチは止まらず2球目の79.9マイルのカーブをライト方向へ打ち返してスリーベースヒットとなった(これで5打数5安打じゃん)ここでサイクル安打達成。
6打席目、シングルヒット
同点で迎えた9回表、アルシア、ケインが倒れてツーアウトランナー無しでイエリッチ。防御率2.58のイグレシアス相手に3球目の90.2マイルのシンカーを三塁へのゴロで、またも内野安打。足にも恵まれたイエリッチはこれで6打数6安打のおまけ付き。
結果、6打数6安打で3打点。チームは驚異の22安打13得点を記録しレッズに勝利した。
イエリッチはこれでOPS.943。目立たないが凄過ぎやろ！しかしこれでも年間トップゲームには選ばれず、相変わらずカーペンターの5打数5安打で2二塁打、3ホーマーのがふざけた記録だ。しかし難しいのはイエリッチの方だと思うけどね。
だって普通のサイクルではなく内野安打も入ってるからね！(足速くないと出来ない)
もうひとりのサイクル安打
2018年でもうひとりサイクルやった人がいるらしいとの情報で調べました。8月9日にレッドソックスのムーキー・ベッツが達成していたようだ(多分記憶にねー)
簡単に確認すると1番打者での出場だったベッツは、1打席目シングル。2打席目に最も難しいスリーベースを早くも達成。3打席目はツーベースを打ち4回表ですでにリーチ。4打席目は無念のフォアボール...つらい。
5打席目は9回表、もう終わっちゃうかも...って時にクローザーからホームランを浴びせてサイクル安打達成。ベッツでもギリギリだった。
まとめ
サイクル安打を達成したイエリッチだったが、サイクル安打どころか6打数6安打という偉業を達成していたのも意外。さらに内野安打もしているので内野安打、安打、二塁打、三塁打、本塁打の最強サイクル安打のおまけ付きだった。
ベッツも四球、安打、二塁打、三塁打、本塁打の全出塁で二人とも調子良い時は手が付けられない選手であることが分かる。
ちなみにイエリッチの6打数6安打のサイクルヒットでもトップゲーム10位タイ、ベッツの5打数4安打1四球の全出塁でのサイクルヒットでもトップゲーム20位圏外。年間通すと1試合で爆発する選手は桁違いだなーって思う今日この頃でした。
ほな
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