2018年のパークファクタートップはやっぱりあの球場!打者天国はどこだ?
2018/05/24
パークファクターとはご存知ですか?もうメジャーリーグでは当たり前の指標となっておりますが、念のためウィキペディアから引っ張って来ました。
パークファクター(Park factor、球場要因)とは、野球において本塁打など各項目の球場ごとの偏りを表す数値指標である。PFと略される。
だそうです。
要は球場によってホームランが出やすいとか出にくいとかって噂で聞くかと思います。それをパークファクターと言うそうです。これは一応年々変化しますので今回どのような感じになっているか確認がてらめじゃる。
メジャーリーグの球場はこんなに違う!
なかなか面白いツイートを見つけました。
I love baseball stadiums! Here's all the @mlb stadiums draw over one another. pic.twitter.com/ZlZXsRPasq
— Daren Willman (@darenw) 2018年5月12日
メジャーリーグは日本の球場と違って左右非対称のもたくさんあります。特にレッドソックスの本拠地などが印象的です。いわゆるフェンウェイ・パークのグリーンモンスターってやつです(動画の3番目ですね)また、よく言われているのがヤンキースの球場は左バッターのホームランが出やすいとか、ドジャースの球場は投手有利だとかが有名。
そこで、今現在のパークファクターはどんなものなのか調査しました。
もっとも得点が入る球場は?
- クアーズ・フィールド*1.401
- プログレッシブ・フィールド*1.399
- フェンウェイ・パーク*1.383
トップは相変わらずロッキーズのクアーズ・フィールドとなりました。平均を1としておりますので1.4倍は得点が入りやすい球場ということです。次いでインディアンスのプログレッシブ・フィールド、レッドソックスのフェンウェイ・パークと続きます。
もっとも得点が入らない球場は?
- マーリンズ・パーク*0.793
- トロピカーナ・フィールド*0.811
- コウフマン・スタジアム*0.816
ワーストはマーリンズのマーリンズ・パークで平均の8割程度しか得点が入らないようです(逆に言うと投手天国って事ですかね)そしてレイズのトロピカーナ・フィールド、ロイヤルズのコウフマン・スタジアムと続きます。
偶然なのか人気が無いで有名な2チームがワーストワンツーですね。
もっともホームランが出る球場は?
- ヤンキー・スタジアム*1.466
- グレートアメリカン・ボールパーク*1.464
- リグリー・フィールド*1.402
トップは意外にもヤンキースのヤンキー・スタジアムとなりました。ま、ホームランが出やすいってのは厳密には語弊があり、正しくはホームランが出ているってのが正式なところでしょう。次いでレッズのグレートアメリカン・ボールパーク、カブスのリグリー・フィールドとなっておりました。
かなり意外な結果に驚いております(クアーズ・フィールドが入らなかった)
もっともホームランが出ない球場は?
- オークランド・コロシアム*0.512
- サントラスト・パーク*0.638
- PNC・パーク*0.691
ワーストはアスレチックスのオークランド・コロシアムとなりました。左右対称でファールグラウンドも広くホームランが出にくい、いわゆる投手有利のピッチャーズパークですね。そして初耳のブレーブスのサントラスト・パーク。出来立てほやほやらしいです(2年目)、パイレーツのPNC・パークとなります。
やはり点取れない球場=人気が無いのかも知れません。アスレチックスが入って来てます。
まとめ
意外にも得点が入りやすい球場とホームランが出やすい球場に統一性がありませんでした。予想ではロッキーズのクアーズ・フィールドが断トツで得点もホームランもって思っておりましたがそんな感じではないのですね。
強引にまとめてしまえば...投手有利のピッチャーズパークはマーリンズのマーリンズ・パーク、打者有利のヒッターズパークはロッキーズのクアーズ・フィールドってところでいいのではないでしょうか。
球場によってこんな差があるメジャーリーグ。やっぱり面白いですね。
ほな
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