めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

アストロズ レンジャーズ

アストロズがあり得ないシフトを実行した結果...ギャロ何しとんねん!

最近はメジャーリーグでもシフトが流行ってるようです。シフトってのはこいつこの辺に打ちそうだなーって時はあらかじめそっちへ寄っておけば簡単にアウト取れますよーってやつですね。

今回アリーグ西地区の強豪チームのアストロズがかなり極端なシフトを実行していましたので詳しく行こうかなと思いめじゃる。

アストロズのvsギャロシフト

そもそもアストロズがどんなシフトをしたのか気になります。せいぜいちょっと寄ってるだけでしょ?何をそんな騒いでるんでしょうか...って思ってたのですが、


寄り過ぎてワロタ。

内野はショートが通常のセカンドぐらいのポジションにいて、セカンドはライトとの間のポテンヒットと内野強襲した場合に取れるポジションに君臨。サードはもう要らないから外野にいっちゃいましょう。そして外野4人になったことでレフト線、左中間、右中間、ライト線をしっかりカバーしている。

なんだこのシフト!こんなの初めてーって感じだ。

そもそもギャロって何じゃろ?

そもそもギャロってあんまし有名じゃ無さそうなのでご紹介。

テキサス・レンジャーズのジョーイ・ギャロ24歳。2012年のドラフト1巡目で全体39位のプロスペクト。2017年、まだ23歳だったギャロだが41本のホームランを記録したパワーヒッターで三塁、一塁、左翼とオフェンシブポジションを守る事が出来る。

2018年の開幕当初は2番で起用されていたものの、最近はクリーンアップの5番に格上げ?格下げ?してきました。打率.208、出塁率.292といわゆる穴のある選手に見える。

2015年にデビューし、引っ張り方向(左打ちなのでライト方向)にかなりの確率で打つ典型的なプルヒッター。毎年64.7%、50.0%、49.6%と半分の確率で右方向に打ってくれる単純なパワヒ。そりゃ、こんな極端なシフトやられるわ。

極端なシフトをやられた結果...

こんな極端なシフト取られたら逆方向に打ったら余裕でヒット打てるでしょうーって思ったのは素人考えでした。

あれやわ、ギャロはそれでも引っ張って打ってたわ(笑)

しかも動画ではレフトがもはやセンターぐらいまで行ってるし。

当然アウト(おそらくシフト組んで無かったら長打だったのかも知れませんが。いや、シフト無しならライト真正面か)何やってんだか。

ちなみに2018年のギャロの引っ張り方向Pull%は34.8%でそこまで高くないんだけど...それでもそっちへ打っちゃうんだね。

それで、2018年ギャロ以上に引っ張るヤツのトップ5を集めてみました。

#
Name Team Pull% Cent% Oppo%
1 Yadier Molina Cardinals 56.6% 27.3% 16.2%
2 Christian Villanueva Padres 55.8% 27.3% 16.9%
3 Zack Cozart Angels 55.8% 25.7% 18.6%
4 Josh Reddick Astros 55.4% 25.0% 19.6%
5 Kris Bryant Cubs 54.6% 29.9% 15.5%

有名どころの主砲ではカブスのクリス・ブライアントがヤバいな。しかしこのブライアント、打率.302、OPS1.047とめっちゃ当たってますけど?引っ張る=ダメな打者って訳でも無さそうだ。

まとめ

あんだけシフトひかれてもそっちへ飛ばすとは何ででしょうか?ちょっとバントしたったり(確かギャロは足が速い)流し打ちしたりすればいいと思いませんか?

ま、何故そういう事態になるかというと、噂によれば逆方向に打つことで自分のバッティングが狂うとか、自分の持ち味を消した時点で守備側の勝ちとか、そもそも流し打ちやバントする技術が無いとか言われています。

だから、シフトしかれる=打撃に穴があるって事なのでしょう。左右に打ち分けれる選手にシフトをしいたらそれだけヒットゾーンが広がりますので、ギャロはそんな華麗な事なぞ出来ないそれまでの選手だったという事か。

しかしこのギャロのISO.279って数字は、パワプロでいうところのパワーAランク。どんだけシフトをやられたって柵超えたら関係無いですけどね。ギャロに求めているのは流し打ちでは無く柵超えだということです。

これからもシフト関係無く、頑張って引っ張りましょうよ。

ほな

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