ジャイアンツ ダイヤモンドバックス ドジャース パドレス ロッキーズ
2018開幕直前!メジャーリーグ30球団のクローザーは誰だ?【ナリーグ西地区編】
18年の最多セーブは誰だと思いますか?17年はアリーグはレイズのアレックス・コロメの47セーブ、ナリーグはドジャースのケンリー・ジャンセン、ロッキーズのグレッグ・ホランドの41セーブが最多セーブとなっておりました。実は18年このナリーグ西地区の二人が35セーブで最多セーブを記録すると予想されております。その二人とは誰だ?今回は2018年開幕前のナリーグ西地区のクローザー予想をめじゃる。
西地区のクローザー候補
ダイヤモンドバックス*Archie Bradley
ダイヤモンドバックスは3人の投手で迷っているところだが右腕アーチー・ブラッドリーが濃厚か。16年はデビュー2年目で26先発、8勝9敗で防御率5.02と冴えないものの奪三振率は9.1を記録していた。リリーフに回った17年はセットアッパーを務め好成績を残す。通算1セーブを記録し、オールスター0回。17年は防御率1.73、奪三振率9.7、四球率2.6。先発よりリリーフのが向いていることを証明し、18年はクローザー候補となっている。
残り二枠はオリックスで最多セーブを記録した右腕の平野佳寿、同じくレイズで最多セーブを記録した右腕ブラッド・ボックスバーガーがいる。平野がクローザーになる日も近いのではなかろうか。
ロッキーズ*Wade Davis
ロッキーズは右腕ウェイド・デービス。元ロイヤルズの三羽烏。2014年から3年連続防御率2点以下の難攻不落のクローザー。サイヤング候補、新人王候補になるも受賞は無し。通算79セーブを記録し、オールスターは3年連続3回目。17年は防御率2.30、奪三振率12.1、四球率4.3。安定した防御率を誇る高給取りだ。
デービスも凄いが残りの二人も凄い。毎年70試合以上登板してくれるタフガイ右腕ブライアン・ショウ、ほとんど速球しか投げない(速球率93.4%)一途な男左腕ジェイク・マギー。二人とも個性強すぎだろ。
ドジャース*Kenley Jansen
ドジャースは右腕ケンリー・ジャンセン。かなり有名なクローザーのひとり。デビュー当初から試合の最後にそこそこ登板し、悪くても防御率2点台というバケモノ。通算230セーブを記録し、オールスターは意外にも2回。17年は防御率1.32、奪三振率15.7、四球率0.9で初めて最多セーブを記録した。球威とコントロールを兼ね備える球界を代表するクローザーだ。
セットアッパーは左腕トニー・シングラニか右腕ジョシュ・フィールズだろう。シングラニはドジャースへ来てからは防御率2.79で奪三振率13.0。けどフィールズが8回濃厚っぽい。
パドレス*Brad Hand
パドレスは左腕ブラッド・ハンド。3年前まではマーリンズで先発として出場していたが常に負け越す微妙な成績。16年パドレスへ移籍を機にリリーフに転向。リリーフだけで82試合に登板し89.1イニングとこき使われるも、防御率2.92。17年よりクローザーに転向。通算23セーブを記録し、オールスター1回。17年の防御率2.16、奪三振率11.8、四球率2.3で完全にリリーフ転向成功パターン。パッとしない先発の期間を返して欲しい。
右腕カービー・イェーツ、右腕クレイグ・スタメン、もしくはアンダースローの牧田和久が争う。牧田がセットアッパーになればなかなか楽しい地区になるのだが...。
ジャイアンツ*Mark Melancon
ジャイアンツは右腕マーク・マランソン。4年$62Mの大型契約1年目はいまいちな結果となった。パイレーツ時代は防御率1.39、1.90、2.23、1.51の4年連続の安定感。さらに15年に51セーブで最多セーブと優秀なクローザーかと思われた。通算179セーブで、オールスターは3回。こりゃスゲーってとこで契約したものの、17年は防御率4.50、奪三振率8.7、四球率1.8と並み以下となった。18年は復活出来るのかね?
マランソンがダメだった場合は右腕サム・ダイソンか左腕トニー・ワトソン。しかし、ダイソンは防御率6.09だった17年。何故彼の名前が出るのか...(その前は3年連続2点台だったですけどね)
@Mark_Melancon_ is back! #MarkMelancon #SFGiants pic.twitter.com/66zf7oYJQA
— Number 25 will be retired August 11, 2018 (@locosfgfan) 2017年8月13日
年間平均68試合も出場しているタフガイのマランソンもケガをするものなんだね。しかしもともと三振を奪える投手じゃなくコントロール重視で平均球速も91.2マイル。このケガが原因でどんどん劣化する可能性も秘めている。
まとめ
2018年のナリーグ西地区のクローザーを確認致しました。ジャンセンやマランソンなど200セーブ近い選手はやはり記憶にありますね。ではいつも通り通算セーブ数順にこの5人を並び替えますわ。
- 230セーブ*ケンリー・ジャンセン(LAD)
- 179セーブ*マーク・マランソン(SF)
- 79セーブ*ウェイド・デービス(COL)
- 23セーブ*ブラッド・ハンド(SD)
- 1セーブ*アーチー・ブラッドリー(ARI)
さて冒頭の話に戻しますが、この中で18年メジャー最多セーブを記録すると予測されている選手が二人もおります。順当に行くとジャンセンとマランソンかと思いますよね?
それが...実はデービスとハンドの二人なのです。この二人が35セーブと予想されております(ジャンセンは31セーブ、マランソンは30セーブ)どういう計算で出しているのかは不明ですが、頭のいい人が予測した内容です。素人の思い付きで言ってるのではないのでそれなりの根拠があるのでしょう。
しかし計算通りに行かないのがメジャーリーグです。私はあまり名前も知らない選手が最多セーブになると思いますけどね。
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ほな
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