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2017年ロサンゼルス・エンジェルスの決定版!ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】

2017年のエンジェルスの野手陣は思ったより微妙でしたね。ほんとトラウトとシモンズだけでした。勝率5割に満たなかったのは果たして野手のせいだけでしょうか?。そこでエンジェルスの投手ってどんな人がいたのかをめじゃる。

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25人枠(25人ロースター)

2017年のロサンゼルス・エンジェルスのロースターはご存知でしょうか?

エンジェルスの投手陣の奪三振率K/9は8.20で全体15位。うーん、いわゆる平均的。凄くもないしダメでも無いし。そして四球率BB/9は2.94で4位。お!コントロールだけはかなり凄い。余分なランナーは出さんのだね。しかしゴロ率GB%は41.6%で27位。んー、ホームラン打たれやすそう。

エンジェルスの投手WARは12.1でメジャー全体17位。よくも無いけれども思ったより悪くもないかも。もっともっとエンジェルスの投手ってイメージ悪い気がする。

スターターのWARは5.5で26位、リリーバーのWARは6.6で5位。なるほど!先発陣のイメージが付きまとってたため、エンジェルスの投手は弱いって印象だったっぽい。しかしリリーフが凄い印象も別にないのだが。そんなエンジェルスの25人枠を40イニング以上投球した選手を下記にまとめました。

投手のオールスターは皆無(ですよね)

年間通して投げれたのはエースのノラスコだけ。そのノラスコの勝率が6勝15敗ってどんなエースなんだ!他の先発は不甲斐なく最高でもラミレスの24先発。年間通して投げれるだけのやつも困りものだがもう少し頼れる先発が欲しいのは事実っぽい。

クローザーはノリス。クローザーと言えばさぞかし凄いんだろうな~って思ってしまいがちだが、9年間でERA+(平均を100として多い方が優秀)が100を超えたのはたった3回(ちなみに優秀なレッドソックスのクローザーキンブレルは8年連続超えてます)

その3回も11年100、14年108、17年100でかろうじて超えた程度。優勝を狙うチームのクローザーとしてはちょっと弱いか。ま、謎に先発もしているからちょっと酷使し過ぎとは思いますが。

先発ローテーション

2017年のロサンゼルス・エンジェルスの先発陣は上記ロースターである程度は把握出来ました。しかしマニアになればなるほどローテ順が気になります。今季のエンジェルスのローテ順を並べ替えたのが下記表となっております(オールスターは☆彡で表示)それでは確認を。

  • 1番手*右:ノラスコ
  • 2番手*右:シューメイカー
  • 3番手*右:リチャーズ
  • 4番手*左:スキャッグス
  • 5番手*右:チャベス

開幕最初のローテは上記内容で始まりましたが、たった一周で崩壊。しかしすぐに後に11勝10敗を記録する28歳右腕ラミレスが登場(防4.15)した。まだメジャー4年目なのに5チーム目の旅がらす。ようやく居場所を見つけられたのかも知れない。

その他3年目の27歳メイヤーが4勝5敗で防3.74、2年目の25歳ブリッドウェルが10勝3敗で防3.64を記録している。若手がデビューして来たって感じ。

投手能力

2017年のロサンゼルス・エンジェルスのWARを基準に、パワプロで言う球速vFA(ここでは平均球速をマイル表示で)、※奪三振率K/9、コントロールBB/9、スタミナIP、そして総変化量はxFIPが一番ぽいのかなと思いましたのでランクに基づき総変化量はこんなもんでしょって数値を記載。

追加で変化球の比率を記載しましたのでこんな感じの投手なのかってのが分かるかと。

スターター

エースはノラスコなのだろうがイニングを投げたという点以外は大したことがないようだ。速球にスライダー、シンカーを多投し平均球速は先発の中では最低。打者を抑えるには球速は要らないとは思うが、エースとしては物足りない。

その他特徴的な感じは無く、この投手陣でよく一年持たせたな。ちょっと気になるのが3年目のメイヤー。まだまだコントロールは悪いみたいだが奪三振能力がありちょっと期待出来るかも。

リリーバー

これが噂のメジャー屈指のリリーフ陣。特に勝ち試合を投げる事の多いノリス、ベドロシアン、パーカー、ミドルトンは奪三振能力がある。セットアッパーのパーカーなどはxFIPが優秀過ぎてヒクレベル。ノリスはギリギリクローザーの位置にいるけれどもこうやってみても微妙ですよね。

注目は犬の名前みたいなベドロシアン。速球とスライダーだけで打者を討ち取るミラーと同タイプ。打者を抑えるには球種は要らないって事が分かるね。

他、まだまだ重要なとこでは投げていないもののペティットがバランスのいい能力で優秀。元先発で悪くなかったんだけどパッとしなかったみたい。2017年は1度先発もして防2.76。伊達にメジャーで10年やってないね。

ストーブリーグとFA

2017年11月

11/2、4イニングしか投げてなかったベイリー、クローザーノリス、前半だけ活躍した先発チャベス、リリーフでこの子いい!って思ったペティットなどがFA。

11/3には4イニングしか投げなかったストリート、そしてエースノラスコをFA。

こんなもんか。トレードでジョンソン獲得したみたいだけどそんな有名でないので却下します。

2017年12月

12/9、後のトッププロスペクト100のナンバーワン大谷を獲得。その他は目を見張るものはなし。

2018年1月

9日にネイト・スミスをDFAにしたぐらい。

まとめ

残念ながら先発投手のレベルは球界屈指の最低レベルでした。こんな中に大谷を加えて一体どこまでレベルアップするのか不明です。結構FAで去って行きましたので今のところのローテはおそらく...

  1. 右*リチャーズ
  2. 右*大谷翔平
  3. 右*シューメイカー
  4. 右*ラミレス
  5. 左*スキャッグス

さすがに元15勝投手のリチャードがエース格っぽい(ここ2年は各6先発しかしていないけれども)その後、未知数大谷、元16勝シューメイカー、17年11勝ラミレス、唯一の左腕スキャッグスと続く。これだけ見たらギリギリの戦力っぽいので、大谷は二刀流している余裕などないのでは?20勝ぐらいやってあげないとこのチーム微妙ですよ。

微妙だったクローザーノリスに代わり、おそらく17年に結果を残したパーカーがクローザー候補。誰が見てもクローザーレベルで2018年は安心出来る。

この戦力でアストロズに勝てそうな気配はありませんが、もしかしたらもしかする戦力を手に入れたのかも知れません。18年のエンジェルス、やっぱり要チェックです。

2017年ロサンゼルス・エンジェルスの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】

ほな

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