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2017年ミネソタ・ツインズの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】

2018/01/28

2017年のツインズは凄かった。何が凄いって?2016年には100敗してたんですよ。それがたった1年でポストシーズン入りを果たしたのは監督のおかげか?はたまた誰の影響か。今分かってるのはバクストンが凄かったらしいことぐらい。ってことでツインズの主力メンバー、攻撃力、守備力など調査してみました。ツインズにはどんな選手がいるのかをめじゃる。

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25人枠(25人ロースター)

2017年のミネソタ・ツインズのロースターはご存知でしょうか?

2017年の本塁打数は206本はメジャー全体16位でちょうど平均クラス。しかし得点は815点で7位。本塁打で点を取るチームでは無さそうだ。盗塁は95で9位。それなりに走って来る。んじゃどうやって点取って来るのかスラッシュラインを見てみましょう。

打率.260(9位)、出塁率.334(7位)、長打率.434(12位)でしいていうなら出塁率が高いってところですがそこから点を取るって感じか。塁に出て、走る!それっぽいチーム。四球率BB%は9.5%で6位、三振率K%は21.4%で15位。四球を選ぶが三振もする。意外に耐久型のチームっぽいのが伺える。

守備力Def-2.0で19位。おや?バクストンが凄い守備だった気がしましたが、チーム全体で考えると平均以下みたいです。

チームWAR24.2はメジャー全体9位。ポストシーズンはワイルドカードの影響もあり各リーグで5チームずつの計10チームが出場出来ますので、全体9位ということは野手はその実力があった事が分かります。

打撃指標のOff29.1は5位でメジャー屈指の破壊力、走塁指標のBsRは14.2は何と1位!メジャーで一番走塁能力があるので塁に出すとヤバいチーム。このチームスゲーやらしいですね。そんなツインズの25人枠を150打席以上打席に立った選手を下記にまとめました。

オールスターは三塁やDHで活躍したサノ。前半戦だけで21本の本塁打を放ったので40本超えるか?などと思ってたが、後半戦は出場数が少なく後半7本の計28本で30本塁打にも満たなかった。ツインズの主力に主だった異動は無くほぼ固定と言っていいでしょう。

三塁サノのところが後半エスコバーがフォローしていたのはちょっと置いといて、DHがいまいち流動的だったのが気になる(個人的にはDHは固定せず野手の半休扱いで使うのが一番だとは思ってますが)

ちょっと面白いのが、第二捕手のヒメネス。投手として6登板したひとりバッテリーを楽しめる捕手。さらに一塁、三塁、左翼とバッティングポジションをウロウロも出来る。打てる捕手とか貴重だからね。しかし34歳と意外と高齢だった...。

代打はアドリアンザとエスコバーが担当。代走もアドリアンザで次に超速バクストン。代打代走で使われてたアドリアンザの能力が気になります。

デプスチャートと守備力

2017年のミネソタ・ツインズの守備位置別のデプスチャートを守備力DRSを交えながら確認します。メンバーは上記ロースターで一番試合数の多い選手が1番手。そして次の選手を2番手としております。上記25人に入っていない場合は空欄になります。それでは確認を。

バクストンがついに守備でもポテンシャルの片鱗を見せつけました。23歳にしてGG賞を受賞。DRS+24というのはレイズの守備職人キーアマイアーより上(キーアマイアーはDRS+22)ポジション全体でもメジャートップ3となっている。

その他、元捕手のマウアー、右翼のケプラーなど右半分は鉄壁なのだが(二塁は除く)左半分はちょっとザル守備。正捕手カストロがなるべく右方向へ打たすようにリードしているのだろうか?←漫画の見過ぎですね

チームDRSは17でメジャー全体12位。ま、ざっくり平均ぐらいという事ですね。守備は出来るに越したことはないのですが、少々出来なくても打撃でカバーしてくれたら問題無し。

打順と攻撃力

2017年のミネソタ・ツインズのWARを基準に、パワプロで言う弾道GB/FB、ミートAVG、選球眼OBP、パワーISO、走力SPEEDとしてランク付けしてみました。

シーズン通して固定されてたのは足もパワーもある核弾頭1番のドージャーだけ。その他はスタメンで100試合以上同じ打順に立ったものはおらず流動的な打順であった。それでもしいて打順を決めろと言うなら野手の補強、放出もほとんど無かったツインズだからこそ、後半特に目立った打順にしてみましょう。

そこでこんな感じは如何でしょうか?

2番に出塁率が高くパワーが低いマウアーを。3番にポランコを入れたのは、もともと3番はサノだったのですが後半戦離脱しましてね。その離脱時にポランコが来てましたのでそうしようかと。そしてポランコ、サノ、ロサリオの完成です。

そしてちょとケプラーを挟んでからの、下位のトップバッターにはSクラスの俊足を持つバクストン。そして捕手カストロ。後半1ヶ月ぐらいはグロスマンが9番が多かったのでこんな感じにしました。

左打者や両打ちだけで6人もいるツインズ。右投手には無類の強さを誇る打順の出来上がりです。3番のポランコだけはいまいちしっくり来ないですがこんなもんでしょ。

対左投手

流動的過ぎて定かでは無いですが、両打ちのエスコバーが比較的使われていたかなと。そのエスコバーのプラトーンスピリッツは対右投手OPS.773、対左投手OPS.730。あんまり変わらない。エスコバーが使われてたのはただの偶然かも知れませんね。

ストーブリーグとFA

2017年11月

11/6に第二捕手のヒメネスをFAに。ツインズは投手のFAが多かったが、野手はほぼいなかった。ヒメネスは出塁能力もあったのに残念。

2017年12月

12月は少なくとも私の知っている選手はいない。

2017-18年FA!アリーグ中地区ツインズはFA直後に戦力はどう変わるのか?

まとめ

2017年のツインズ。私の知識が甘かったのかあんまり知らない選手ばっかでしたが、実はそこそこ強いメンバーでした。とは言えしっかり見てみるとなかなかのメンツ。

  • 二塁手で34本塁打を放った切り込み隊長ドージャー
  • 29盗塁にDRS+24の俊足鉄壁バクストン
  • 長打率.507のパワーヒッター三塁サノー
  • 首位打者3回のMVP男、元捕手マウアー

この辺が四天王でしょうか。こうやって見ると凄いメンツです。来季もほとんどのメンバーが残ってますのでポストシーズンが期待出来そう。しかし100敗からのポストシーズンが出来るのなら、その逆もしかりってのを忘れてはいけません。ここ5年間のツインズは66勝(4位)→70勝(5位)→83勝(2位)→59勝(5位)→85勝(2位)と波があるチーム。

来季は逆に100敗するかも知れませんね。ほら、打撃はみずものだって漫画でよくゆーてますから。

2017年ミネソタ・ツインズの決定版!ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】

ほな

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