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2017年クリーブランド・インディアンスの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】

2018/01/17

22連勝した2017年。100勝を突破しついに念願の世界一かー!?っと思っていたのにヤンキースの勢いに負けてしまった。しかしアリーグで一番勝ったチームはやはり最強だったと考える。皆の成績はどうなの?そこが気になりましたので主力メンバー、攻撃力、守備力など調査してみました。インディアンスは最強なのか?をめじゃる。

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25人枠(25人ロースター)

2017年のクリーブランド・インディアンスのロースターはご存知でしょうか?

2017年の本塁打数は212本でそこまでは多く無くメジャー全体で15位。得点は818点で6位。盗塁は88で15位。ここまでの情報では本塁打で得点を稼いだチームではないということ。それではどこがどう優れているのだろうか。

打率.263(5位)、出塁率.339(2位)、長打率.449(3位)、なるほど。スラッシュラインのすべてが優れてる。特に出塁率が高い!やはり得点と出塁率に相関関係があるのは間違い無さそうだ。四球率BB%は9.7%で3位、三振率K%は18.5%は2位。三振しなくて四球を選ぶ最強チームみたい。投手としては厄介なやつら。

Def-2.8で20位。意外にも守備力はないようだ。打撃力で勝って来たチームみたいですね。

チームWAR27.3はメジャー全体4位。打撃指標のOff61.8はアストロズ、ヤンキースに次ぐ3位。メジャー屈指の打撃力を誇るチームもそれ以上の打撃力のあるヤンキース、アストロズに封じ込められたのは悲しい結末だった。そんなインディアンスの25人枠を150打席以上打席に立った選手を下記にまとめました。

投手陣はここでは触れませんが、それでも野手のオールスターが3人も!前半戦、OPS.988で折り返したラミレスはシーズン終盤まで好調でOPS.957でフィニッシュ。その他、SS賞を受賞したOPS.842のリンドーア、OPS.801のブラントリー。特にラミレスは二塁、三塁を守ってくれて重宝しました。

外野陣に同一ポジションで100試合出場した選手がおらず、4番手のジャクソン。そして後半には的確な補強としてブルースを投入した事で戦力を落とさず戦えた事が22連勝につながったのかも知れない。

代打はジマーやチゼンホールが主に務めたが、24歳ジマーの打力はOPS.692とまだまだ。もう少し打力UPが望まれます。代走には俊足アルモンテ。ほんとにインディアンスは層が厚い気がします。

デプスチャートと守備力

2017年のクリーブランド・インディアンスの守備位置別のデプスチャートを守備力DRSを交えながら確認します。メンバーは上記ロースターで一番試合数の多い選手が1番手。そして次の選手を2番手としております。上記25人に入っていない場合は空欄になります。それでは確認を。

オールスターの一塁サンタナの守備力が圧倒的に凄い。二塁にラミレスを投入すると二遊間も鉄壁になる。ちなみに遊撃手のリンドーアは2016年度のゴールデングラブ賞受賞者。内野陣は意外に鉄壁。

シーズン後半から加わった外野手のブルースは年によって守備力が変動する。酷い時は外野のDRS-11(2016年)の時もあるが、良い時はDRS+16(2010年)とGG賞クラスにもなる。ま、DRSは単年で見るものではないと言うがここまで差があるとは...。

守備は平均よりちょい上?っぽい感じに見えますがDffは20位なので平均以下なのかな。特に穴も見当たらず問題無さそうな守備陣だ。

打順と攻撃力

2017年のクリーブランド・インディアンスのWARを基準に、パワプロで言う弾道GB/FB、ミートAVG、選球眼OBP、パワーISO、走力SPEEDとしてランク付けしてみました。

開幕こそエンカーナシオンが一塁、サンタナがDHだったものの結構すぐに入れ替わった。意外にサンタナの守備力が高かったのが原因かもしれないな。他には三塁にはディアズを使用していたものの二塁にキプニスが復帰した事でラミレスを三塁にしてディアズは外された。

ごちゃごちゃ言うても分かりにくいので2017年シーズンの打順はこんなもんかと。

最初は1番サンタナ、2番リンドーアだったが、キプニスが入った事で1番キプニス、2番リンドーアでサンタナを4番に。最終的には1番リンドーア、2番ジャクソンとなっていた。ジャクソンの打率スゲーからな。

主軸の3番、4番、5番はブランドリー、エンカーナシオン、ラミレス。中盤にブラントリー、サンタナ、エンカーナシオンとなり、その後ラミレスの爆発でブラントリー、エンカーナシオン、ラミレスとなり、最終的にはラミレス、エンカーナシオン、ブルースに。最後のクリーンナップのパワーのある3人が並ぶ打線は強力だった。

さらに両打ちが多いので相手投手にも影響無しか。

よくよく見ると気が抜けるのは捕手の時ぐらいの打線だな。さすが22連勝チームだ。

対左投手

なんとなくだが左腕の時には外野のガイヤーが使われてるようだ(ダジャレではありません。そのガイヤーは対右OPS.577、対左OPS.691で左腕が特別得意ではないけれども、右腕時よりは使えるって感じ。

ブラントリーは左打者、アルモンテは両打ち。そしてガイヤーは右打ち。両打ちアルモンテの対右OPS.723、対左OPS.561。なるほど、アルモンテは外してガイヤーが正解か。

データ野球ですね。

ストーブリーグとFA

2017年11月

11/2、レンタルしていた強打の外野手ブルースがFA。後半頑張ったジャクソン、鉄壁一塁守備のサンタナなど主力が多数FAに。

2017年12月

12/21、マイナー契約だがLFメルビン・アップトンJr.を獲得。2002年のドラフト全体2位元超プロスペクトだ(2017年は解雇されジャイアンツマイナーだった)

12/23には1Bアロンソを獲得。これはなかなかの良契約と踏んでいる。アロンソの契約は下記リンクでチラ見出来ます。

インディアンスがサンタナが抜けた一塁にマリナーズのアロンソを獲得。徹底比較!どっちが上か?

2017-18年FA!アリーグ中地区インディアンスはFA直後に戦力はどう変わるのか?

まとめ

2017年のチーム野手トッププレイヤーはラミレスでした。惜しくも投手クルーバーには負けますが彼は別格なので無視しましょう。

過去には1Bサンタナ、2Bキプニス、SSリンドーアなどがトッププレイヤーとなっており、内野は最高のレベルの選手が揃った2017年でした。しかし残念ながらすでに1BサンタナはFAとなってっしまいました。

その代わりにはアロンソを獲得しており、外野には元ドラフト全体2位のアップトンJr.をすでに獲得しております。やはりインディアンスは上手く補強しているなーって感じがしてなんとしても世界一を取りたい意思が伝わりますね。

2019年には強力ブルペン陣とガラスの元オールスター選手OPS.801の外野手ブラントリー、OPS.881の3B/RFチゼンホールがFAになる予定。世界一狙うなら2018年がピークになりそうだ。

補強も十分かと思いますので、ケガに注意して頑張っていきたいですね。

2017年クリーブランド・インディアンスの決定版!ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】

ほな

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