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ヤンキース

2017年ニューヨーク・ヤンキースの決定版!ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】

2017年のヤンキースはチャンピオンシップまで進出しましたがアストロズに負けました。野手の力が凄かった事は以前の記事で理解しましたが、では投手はダメだったのか?そこを知りたくて調査してみました。ヤンキースは田中に代わりセベリーノが頭角を現してたようだが...投手詳細をめじゃる。

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25人枠(25人ロースター)

2017年のニューヨーク・ヤンキースのロースターはご存知でしょうか?

ヤンキースの投手陣の奪三振率K/9は9.69で全体で3位、四球率BB/9は3.13で10位。三振がこんなに上なのは誰のおかげでしょうか?セベリーノ?田中?それとも...。そしてゴロ率46.2%は5位。三振が取れてゴロが多い投手陣...最高やん!

防御率も3.75で5位。野手に続いて投手もリーグトップクラスのようです。

WARは24.4で2位。投手、野手ともにメジャートップクラス。そりゃ強いに決まってる。何故これでレッドソックスに負けたのかがむしろ不思議なところ。そんなヤンキースの25人枠を40イニング以上投球した選手を下記にまとめました。

シーズン途中にアスレチックスのグレイを獲得しているようだ。セベリーノ、田中、サバシア、ピネダで120試合弱先発をしているのでローテはほぼ固定されてたようです。

セットアッパーのベタンセス、クローザーのチャップマンともに50試合以上出場しておりブルペン陣も安定感があります。噂によるとグリーンってのがいいらしい情報が入って来てます。

オールスターには先発からセベリーノ、ブルペンからベタンセスと各ポジションにオールスタークラスがいるのも強い証拠。

ローテは右のセベリーノ、田中、ピネダ、グレイ。そして左にモンゴメリー、サバシアってことで意外に理想的。そしてこしゃっと元新人王3位のツインズの左腕ガルシアも獲得していたし。

投手陣もなかなかの選手揃いではないでしょうか。

先発ローテーション

2017年のニューヨーク・ヤンキースの先発陣は上記ロースターである程度は把握出来ました。しかしマニアになればなるほどローテ順が気になります。今季のレッドソックスのローテ順を並べ替えたのが下記表となっております(オールスターは☆彡で表示)それでは確認を。

  • 1番手*右:セベリーノ
  • 2番手*右:田中将大
  • 3番手*左:サバシア
  • 4番手*右:ピネダ
  • 5番手*左:モンゴメリー

2017年前半戦は上記メンバーでローテを守り、合間(谷間?)に右投げの25歳セッサを投入。防御率4.75で奪三振率7.5、四球率4.3と少し安定感が無い投球内容だった。

7/14には4番手ピネダが故障者入りしてしまった為、まずはツインズからガルシアを獲得。そしてまだ不安だったのかグレイまで獲得した。

後半戦はガルシア、グレイを交えながら5人ローテで回したのが良かったのか、見事ポストシーズン進出出来たのだった。

投手能力

2017年のニューヨーク・ヤンキースのWARを基準に、パワプロで言う球速vFA(ここでは平均球速をマイル表示で)、※奪三振率K/9、コントロールBB/9、スタミナIP、そして総変化量はxFIPが一番ぽいのかなと思いましたのでランクに基づき総変化量はこんなもんでしょって数値を記載。

追加で変化球の比率を記載しましたのでこんな感じの投手なのかってのが分かるかと。

スターター

セベリーノの能力が素晴らしい。平均球速は97.8マイルと先発№1の球速を誇り、奪三振率もAクラス。ポストシーズンではパッとしなかったものの2017年のエースはやっぱりセベリーノ。

そして2番手にはなったものの田中も他のチームではエースクラスの能力。そしてピネダもグレイも同クラスと先発陣はなかなかの布陣。しかしこの布陣でさえ先発だけのWARは15.2で7位。これ以上のチームがあるのか...

ちなみにピネダは速球を投げないカッターボーラー?とでも申しましょうか、カッターを約50%ほど投げるクセのある投手。モンゴメリーは能力は微妙だが年間通して出場した事でバックエンドとしては最高の投手。

こう見ると田中は球種も多くバランスの取れた選手なんだな。来季はエースへの返り咲きを期待する。

リリーバー

一応aLI順に並んでおりますので、年間の基本ルートとしては、7回ウォーレン、8回ベタンセス、9回チャップマンですね。シュリーブやグリーンも奪三振率が高く、後半戦のヤンキースも強し。唯一の欠点としてはほとんどの選手のコントロールに難があるところでしょう。

投球回が少ないので省いておりますが、ホワイトソックスからクリッパードとロバートソンを獲得している。ともにセットアッパークラスで奪三振率は10を超える!特にロバートソンはヤンキースへ来てから防御率1.03と勝利に貢献。しかしこの二人もコントロールが微妙。

注目はやっぱグリーンでしょう。2018年には先発に行くのではないかと考えられております。

ストーブリーグとFA

2017年11月

11/2にシーズン途中で離脱したピネダ、サバシア、途中補強したガルシアがFAとなった。主力だったピネダ、サバシアにガルシア。少なくともひとりは補強したくなったヤンキース。

2017年12月

12/26についにいサバシアと契約。セベリーノ、田中、グレイまでは確定っぽいが、残りサバシア、モンゴメリー、ウォーレン、グリーン、セッサは状況次第なのかも。

2017-18年FA!アリーグ東地区ヤンキースはFA直後に戦力はどう変わるのか?

まとめ

2017年のエース対決はセベリーノに軍配。

日本人として田中が2番手なのは残念ながら、セベリーノの活躍が素晴らしくまだ23歳のためこれからのヤンキースを引っ張っていくエースに成長して欲しいところ。前半戦ピネダが離脱した事からグレイ、ガルシアで無事最後まで乗り切ったヤンキースがFAでどう動くのかに注目したい。

左が少ないので24歳モンゴメリーが左のエースってところまで成長してくれると助かるのだが...ちょっと無理かな。まだまだサバシア以外は20代のローテーション。2018年はさらにレベルを上げるのか、はたまた打ち込まれるのか、若い選手の成長に期待したい。

もはや補強は必要のないヤンキースとなっていますね。

2017年ニューヨーク・ヤンキースの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】

ほな

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