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パイレーツ

2017-18年FA!ナリーグ中地区パイレーツはFA直後に戦力はどう変わるのか?

2017/12/14

ナリーグ中地区の前半戦はブルワーズ50勝41敗、カブス43勝45敗で今年はブルワーズかぁ...って思っていたがカブスの怒涛の追い上げで優勝し幕を下ろした。パイレーツは15年に93勝した強さを見せつけた姿は無く、勝率5割に届かず。そんなパイレーツからFAで出てってしまう選手をまとめたのでめじゃる。

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2017-18年パイレーツのFA状況

野手は150打席以上(計391人なので各チーム13人ほど)、投手は40.0投球回以上(計410人なので各チーム13人ほど)のいわゆる25人ロースターに入る主力選手のチームの2017-18年のFA状況を確認する。選手名の後にfWAR(以下f)rWAR(以下r)の数値も確認。

先発ローテーション投手

  • W・ルブラン(f0.1*r0.3)

先発投手で登録されているものの、今季は50試合に出場し全てリリーフでの登板。主に6回から投げ平均4.1アウトを取る回跨ぎのミドルリリーフ。防御率は4.50だが5勝2敗で勝率は高い(勝ち運?)32歳。

リリーフ救援投手

  • D・ランズラー(ランク外
  • J・ベノワ(ランク外

ともに投球回数は少ないものの、ベノワはパイレーツで16チーム目という何故か需要があるセットアッパー。7回からの登板だったがパイレーツでは防御率7.56と打ち込まれた結果に。今度はまた違うところへ行って17チーム目を達成したいものだ。

捕手

  • C・スチュワート(ランク外

正捕手セベリ、第二捕手ディアズの次に位置するスチュワート。35歳のベテラン捕手だったがOPS.463と微妙な結果でシーズン終了。第3捕手は若手がいいなーって思う。

一塁手/DH

  • FA選手無し

二塁手

  • FA選手無し

三塁手

  • FA選手無し

遊撃手

  • FA選手無し

外野手

  • D・オルティス(ランク外
  • A・マカッチェン(f3.7*r2.5)★
  • J・ジェイソ(f0.3*-0.4)

16年には29歳にして早くも劣化か?と思われた元MVPのマカッチェンだったが、プチ復活を果たしOPS.849。ただしセンター守備はDRS-16でもはや守らせれないレベルに。ジェイソもライト守備DRS-8で最悪。外野の守備力は必要なのかどうか...考え方次第かな。

ちなみにマカッチェンは残留決定しております。

2017-18年FAの結果

各ポジ毎に(fWAR+rWAR)÷2を実施しトータルWARの収支を計算し、このまま行けば2018年はどうなるかを確認したのが下記表となります。

2017 Tm W L SP RP C 1B DH 2B 3B SS OF TOTAL 2018
2 MIL 86 76 0.4 0.0 0.4 ↓-1
1 CHC 92 70 3.0 2.9 1.3 7.2 ↓-8
3 STL 83 79 0.0
4 PIT 75 87 0.2 -0.1 0.1 →±0
5 CIN 68 94 -0.5 -0.2 4.9 0.0 4.2 ↓-5

このFAではパイレーツは戦力変わらず。

しかしシーズン途中には防御率2.85だったリリーフのニカシオ、防御率3.66の左腕ワトソン、防御率3.18のマリネスらを放出している。

ニカシオは8回のセットアッパー、ワトソンはクローザーの位置にいたためパイレーツとしては完全に戦力ダウン。マリネスは6回ビハインドで投げる投手なので別に構わんが。

2018年に上がり目は無さそうだがマカッチェンのクラブオプションを行使している事から、マカッチェンをどうさばいて行くのかが楽しみなところか?

まとめ

パイレーツはFAでの放出は少なく、プラマイ0な予感。

マーリンズに負けず劣らずの最強外野と思われたマーテ、マカッチェン、ポランコの2017年は?マカッチェンは復活したのだけれども、マーテは薬物違反で80試合も出場停止しOPS.712と不調(薬物の力だったのかも知れない)以前は47盗塁で19本塁打、打率.311、レフトの守備でDRS+24とまさに完全5ツールプレイヤーだったのに...残念。

そして22本塁打を放ったポランコまでOPS.695と超微妙に。

この3人が頑張らなければ、カブス、カーディナルスには到底勝てそうにないし、今季急激に力を蓄えたブルワーズにも到底勝てなさそう。結局来季も地区最下位争いになりそうだな。

ほな

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