めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

ブルワーズ

’17年ブルワーズはスタメンに大した補強せず、後半戦ポストシーズンから戦線離脱しそう

2017/08/14

ナリーグのポストシーズンにイケる可能性のあるギリギリの路線はブルワーズが最後だろう。前半戦5割超えの最後のチーム。テイムズが大爆発してた頃が個人的にはピーク。その後余り噂を聞かなくなったのでめじゃる。

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’17年前半戦の主力野手13名

# Pos Name G PA BsR Off Def WAR Note
1 RF Domingo Santana 86 346 0.3 12.2 -6 1.7
2 3B Travis Shaw 78 332 0.9 16.7 0.7 2.8
3 1B Eric Thames 79 329 -0.1 15.2 -8.4 1.7
4 SS Orlando Arcia 86 317 3.4 -2 2.4 1.1
5 CF Keon Broxton 86 309 2.5 -1 0.2 0.9
6 2B Jonathan Villar 72 300 2.5 -11.5 -2.6 -0.4
7 *UT Hernan Perez 83 298 1.4 -3.9 2 0.8
8 C Manny Pina 54 202 -0.7 -0.5 7.4 1.3
9 *1B Jesus Aguilar 80 190 0.4 7.9 -3.3 1.1
10 *IF Eric Sogard 43 162 -3.3 6 2 1.3
11 LF Ryan Braun 40 161 1.8 6.7 -3.3 0.8
12 *C Jett Bandy 43 157 1.2 -4.6 0.3 0.1
13 *OF Nick Franklin 53 89 1.6 -4.5 0.5 -0.1

捕手

正捕手ピーナはチーム2位のWARを記録し捕手ながらOPS.781。3割近い打率に7本塁打、捕手としてはありだね。第二捕手扱いとなるバンディは打率は2割ちょいだが走塁能力が高いっぽい←盗塁は1個だけだけど。ピーナは名前は無名だがまずまずの捕手。

内野手

4月だけで11本塁打を放った一塁テイムズ、昨季62盗塁の二塁ビアー、レッドソックスから来たチームWARトップのショウ、前半二桁本塁打、二桁盗塁を記録したアルシア。凄いメンツに見えるが、ビアーが8本塁打、16盗塁を記録するものの打率2割ちょいでチーム最下位のWAR。ビアーは実績ある選手なので補強は要らないだろうが心配なポジション。

外野手

ブラウン、ブロクストン、サンタナは取り合えずは補強も要らず、かと言ってチームトップの数字でも無いので地味。外野陣として50盗塁は前半戦メジャー全体3位、BsRは5位の9.5で外野に走れる選手が揃っている。特にサンタナは打率3割弱、15本9盗塁でチームの要だ。

’17年前半戦の主力投手13名

先発

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
1 SP Jimmy Nelson 18 109 9.74 2.23 3.3 2.9
2 SP Zach Davies 18 97 5.83 2.77 4.9 0.7
3 SP Chase Anderson 16 90 8.47 2.69 2.89 2.3 →10DL
4 SP Matt Garza 13 72 6.35 2.36 3.98 1.4 →10DL
5 SP Wily Peralta 17 53 7.71 4.7 7.21 0.2
6 SP Junior Guerra 10 49 7.16 5.69 4.78 -0.6

WARトップ3ネルソン、アンダーソン、ガーザのうち二人が故障者リストへ。奪三振率が高い選手は皆無だが、奪三振率先発チーム最低のデービスは何と10勝4敗でチームの勝ち頭。結局、勝つためには三振って要らんのよね←FIPってホントに重要指標なのだろうか?また、ゲラがいまいちな成績なので補強するかどうか迷う。

中継ぎ/抑え

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
8 CL Corey Knebel 43 42 15.9 5.53 1.7 1.6
13 ST Neftali Feliz 29 27 7 5 6 -0.8 →KC
9 ST Jacob Barnes 42 39 10.4 3.86 3.63 0.6
7 RP Carlos Torres 43 45 7.35 3.38 4.37 -0.2
11 RP Oliver Drake 37 32 11 3.03 4.13 0.5
10 RP Jared Hughes 39 37 7.3 3.65 2.92 0.4
12 RP Brent Suter 10 27 8.23 2.63 2.96 0.7

リリーフの奪三振王と言えばベタンセスやキンブレル、ミラーなどが浮かぶ人が多いと思うが、実はブルワーズのネベルが3位にランクインするほど三振を獲りまくってる!ただし四球率も5.53で不安定なクローザー。フェリスも防御率6点台で安定感無くヤバすぎてロイヤルズへ売られる。

※gmLIで上から順に並べている。1.0以上で上位3人のうち2人をST、チーム最多セーブをCLにしやした。

’17年後半戦(トレードデッドライン後)のロースター

Note Pos Name Pos Name Note
C Manny Pina SP Zach Davies
1B Eric Thames SP Jimmy Nelson
2B Eric Sogard SP Brent Suter
3B Travis Shaw SP
SS Orlando Arcia CL Corey Knebel
LF Ryan Braun ST Anthony Swarzak ←CWS
☆彡 CF Lewis Brinson ST Jacob Barnes
RF Domingo Santana RP Carlos Torres
*C Jett Bandy RP Jared Hughes
*IF Jesus Aguilar RP Oliver Drake
*IF Hernan Perez RP Josh Hader ☆彡
*IF Jonathan Villar RP Wei-Chung Wang
*OF Keon Broxton RP Paolo Espino ☆彡

補強

唯一の補強としてダメダメだったセットアッパー部分にホワイトソックスからスーザックを獲得。奪三振率10.1、防御率2.18と頼れそうな成績を残している。通算成績は隔年選手っぽく奇数年に強い。今年は2017年(奇数年)なので期待出来る選手だ。通算防御率は4.29とまーまー微妙みたいなのですが期待したい。

前半と後半の違い

ビアー不調によりメガネ男子のソガートをスタメンに。彼は内野どこでも守れてOPS.786でユーティリティとして申し分無し。ビラーに休暇を与えるには持って来い。

センターに位置したブリンソンはチームのトッププロスペクトだったが、チャンスをものに出来ずにすでに25人ロースターから外れてしまっていた。ただ舞い戻ったブロクストンも後半戦打率.184でめっちゃ微妙なんだけど頑張るしかないね。

いまいち先発が決まって無さそうだが、ここにガーザ、ウッドルフが入って来そう。結局前半戦、後半戦はほぼほぼメンツを変えず戦う事になりそうなブルワーズだった。

まとめ

前半戦とほぼほぼ同じメンツで戦おうとしてるブルワーズ。後半戦の現段階では9勝14敗で6年ぶりのポストシーズンがどんどん離れていく。カブスぐらいならちゃんと補強したら倒せそうな気がしたんやが...何故現状維持を選んだのか?

せめて先発だけは補強して欲しかった気がする。しかし相変わらず奪三振率6.62と微妙な成績のくせにザック・デービスは後半戦も3勝1敗防御率2.12と何故か打たれない。しかもチーム№1のランサポート5.82をもらっている選手。

三振獲れないけど、打たれない、しかも皆が打ってくれて勝ててしまう...投手の理想やん!いつか細かくデービスについて調べてみたいものだ。

ま、ブルワーズは戦線離脱っぽい気がしてきたね。お疲れ様です。

ほな

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