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ロイヤルズ

’17年ロイヤルズの前半戦は何が良いのか分からんが良かった?後半戦も微妙な補強でポストシーズンを狙う

2017/08/13

いつの間に!?すんごい弱いイメージのあったロイヤルズだったが、いつの間にかポストシーズンを狙えるところまで来ていた。そんなロイヤルズは誰がここまで引っ張ったか?今後補強状況はどーなったのかをめじゃる。

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’17年前半戦の主力野手13名

# Pos Name G PA BsR Off Def WAR Note
1 1B Eric Hosmer 87 366 -3.6 9.8 -5.9 1.7
2 CF Lorenzo Cain 84 355 3.1 6.2 5.2 2.4
3 SS Alcides Escobar 87 351 3.7 -23 7.2 -0.3
4 3B Mike Moustakas 78 329 -1.9 6.4 -0.4 1.7
5 C Salvador Perez 79 315 -3.8 3.7 3.8 1.8
6 LF Alex Gordon 77 301 1 -14.8 6.1 0.2
7 2B Whit Merrifield 70 289 4 3.9 1.2 1.5
8 RF Jorge Bonifacio 65 258 -0.1 0.6 1.3 1.1
9 DH Brandon Moss 58 200 -0.3 -7.8 -5 -0.6
10 *OF Jorge Soler 28 99 -1.8 -9.2 -2.8 -0.9
11 *IF Cheslor Cuthbert 33 95 0.3 -8.7 0.1 -0.5 →10DL
12 *C Drew Butera 34 75 1.3 -3.1 0.9 0
13 *RF Paulo Orlando 14 50 1 -6.3 0.1 -0.4 →60DL

捕手/指名打者

もはやチームの顔と言ってもいい強肩ペレスだったが、今季も3割近い打率に18ホーマーの打撃は健在だが、盗塁阻止率29%、フレーミングー19.2と見えないところで微妙な成績に。ま、どこまで信用していいか分からん指標だけどな。

指名打者のモスは打率.193に10本塁打...使えねーよ。補強したいよー。ソレアに続くチームワースト2位のWARを記録していた。

内野手

一塁ホズマー、二塁メリフィールド、三塁ムスタカスはかなりの戦力だが、遊撃エスコバーは守備はトップクラスなものの打率.226、2本塁打2盗塁。なんぼ守備の位置とは言えこの打力はかなりの問題点。ま、もともと打力は期待してなさそうなので別にいいのか。

外野手

左翼ゴードンがかなりのクソっぷり。得意の守備はいいものの打率は2割を切る.195にパワーも無く5本塁打。出塁率は3割に満たず、フランチャイズプレイヤーながら限界が見える。使うべきか使わざるべきか...無駄にフランチャイズプレイヤーだけに難しい選択。

’17年前半戦の主力投手13名

先発

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
1 SP Jason Vargas 17 106 6.6 2.12 2.62 2
2 SP Jason Hammel 17 94 7.32 3.04 5.04 1
3 SP Ian Kennedy 16 87 7.86 3.72 4.45 0.3
4 SP Danny Duffy 13 81 7.41 2.99 3.76 1.6
5 SP Nathan Karns 9 45 10.1 2.58 4.17 0.4 →60DL
8 SP Jakob Junis 8 35 7.2 4.11 5.66 -0.4

奪三振が取れないバルガスだが結果は何と12勝3敗。ひとりで9の貯金をため込んでるチームの勝ち頭。その他取りあえず通用している感じだったが、カーンズが故障者リストした為、ここをどうするかが勝負の分かれ目。ま、ほっといても良さそう。

中継ぎ/抑え

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
10 CL Kelvin Herrera 36 34 8.74 2.12 4.5 -0.1
7 ST Joakim Soria 39 37 11.7 3.16 3.41 1.2
6 ST Mike Minor 35 43 9.55 2.49 1.87 1.3
13 RP Peter Moylan 41 30 8.8 4.4 5.28 0.4
11 RP Scott Alexander 23 33 7.29 4.05 2.16 0.4
12 RP Travis Wood 26 32 6.61 5.23 6.06 0 →SD
9 RP Matt Strahm 24 34 9.61 5.71 5.45 -0.2

先発陣と比べると一気に弱小って感じになるロイヤルズ。奪三振率10を超える選手が少なく、下手したら先発陣よりも防御率の低いメンツ。防御率6点台に達したカブスから獲得したウッドだったが、早速パドレスにトレードとなった。クローザー変えたいなー。

※gmLIで上から順に並べている。1.0以上で上位3人のうち2人をST、チーム最多セーブをCLにしやした。

’17年後半戦(トレードデッドライン後)のロースター

Note Pos Name Pos Name Note
C Salvador Perez SP Danny Duffy
1B Eric Hosmer SP Ian Kennedy
2B Whit Merrifield SP Jason Hammel
3B Mike Moustakas SP Jason Vargas
SS Alcides Escobar SP Trevor Cahill ←SD
LF Alex Gordon CL Kelvin Herrera
CF Lorenzo Cain ST Joakim Soria
CWS→ RF Melky Cabrera ST Brandon Maurer ←SD
DH Brandon Moss RP Mike Minor
*C Drew Butera RP Peter Moylan
☆彡 *IF Ramon Torres RP Scott Alexander
*OF Jorge Bonifacio RP Neftali Feliz ←MIL
*OF RP Ryan Buchter ←SD

補強

OPS.770のボニファシオに代わりOPS.779のカブレラがホワイトソックスから凱旋。このカブレラ、一応公式サイトではボニファシオの代わりにライトに入るとなっているが、実際はゴードンの代わりじゃね?基本レフトの選手だし。

セットアッパーに来たマウアーは防御率5.80、先発ケイヒルは防御率4.13、ブルペンのフェリスは防御率4.70、ブッチャーは防御率3.02。ん?結局彼らは補強なのか?いまいち意味の分からない補強となったが、新しい風を入れたことは間違いないか。

前半と後半の違い

基本的にはほぼ変わらず。打率3割弱、14ホーマーのカブレラを外野に加えてブースト。ロイヤルズの外野陣のOPS.680はメジャー全体で29位※30位はジャイアンツ。さすがに打力が無さ過ぎですわ。ただそれと引き換えに守備力Def9.9はメジャー全体1位だけどな。

ここで悲報!ロイヤルズの要と言っても過言では無い捕手ペレスの故障が決定。そこでマイナーから24歳カム・ギャラガーがデビュー。マイナーでもOPS.746で、ドリュー・ブテラよりも使えるかも?試すにはいい機会だな。

投手は4人も補強(ってか取りあえず獲得)した結果、13勝10敗で取り合えず後半戦勝ち越している。特にリリーフ陣の勝敗は7勝3敗はマーリンズと並びメジャートップの数字。補強は成功と言っていいのでしょうか?

まとめ

ホワイトソックスからカブレラを補強したのはなるほどって思ったが、その他の補強は?って感じ。ってか捕手ペレス、一塁ホズマー、三塁ムスタカス、中堅ケインが主力となっていたものの、ペレスが8月に入り離脱。新人捕手ギャラガーがどこまでこの間頑張れるかがポイント。

投手はエースらしいエースが誰だか分からないが、バルガスの勝率.722が異次元なヤバさを誇っている。FIP4.10はそんな凄く無いんだけどな。この現在2位タイの13勝の勝ち運を逃さないようにポストシーズンまで勝ち続ける事が出来るかが勝負の分かれ目になりそうだ。

ほな

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