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ヤンキース

’17年ヤンキースの前半は一塁手のクソっぷりに悩んだが、後半にその解決策は施したのか?

2017/08/07

アリーグ東地区でレッドソックスとデッドヒートを繰り広げてるヤンキース。僅か0.5ゲーム差なので確実に補強が必要としているチームだ。そんなヤンキースの前半戦と後半戦のロースターの違いが気になりめじゃる。

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’17年前半戦の主力野手13名

# Pos Name G PA BsR Off Def WAR Note
1 RF Aaron Judge 84 366 -0.4 43.8 2.1 5.8
2 LF Brett Gardner 81 363 1.4 7.6 -0.6 2
3 3B Chase Headley 78 320 1.3 -2.2 -0.6 0.8
4 2B Starlin Castro 73 313 -1.5 6.9 -4.4 1.3 →10DL
5 DH Matt Holliday 68 276 -2.1 9.1 -7.1 1.2
6 SS Didi Gregorius 63 266 1.5 3 7.6 2
7 *OF Aaron Hicks 60 242 0.6 13.9 4.9 2.7 →10DL
8 C Gary Sanchez 57 242 -1.8 6.5 3.6 1.8
9 1B Chris Carter 62 208 -0.3 -7.2 -6.1 -0.6 →DFA
10 CF Jacoby Ellsbury 50 201 0.6 -0.5 -0.7 0.6
11 *IF Ronald Torreyes 57 171 0.7 -4.1 1.6 0.3
12 *C Austin Romine 49 163 -2.2 -10.9 1.9 -0.3
13 *1B Gregory Bird 19 72 1 -5.3 -2.8 -0.6 →60DL

捕手/指名打者

正捕手サンチェス、第二捕手ロマインがおよそ半々の使用。捕手防御率はサンチェス3.43、ロマイン4.39でサンチェスのが1点ほど上!盗塁阻止率もサンチェス36%、ロマイン14%とサンチェスのが上!打力も圧倒的にサンチェスのが上なので、サンチェスがケガしたらヤンキースは詰むな、多分。指名打者のホリディはベテランDHらしく大活躍している。

内野手

一塁手が決まらない!期待のバードは打率1割ジャスト、元本塁打王のカーターもほぼ打率2割。チーム内で一番打撃力が欲しいポジションがこの有様でよくここまで勝てたと感心する。バード故障、カータークビによる新手の一塁手に期待。

打撃力のある二塁手カストロの離脱もあり、ヤンキース低迷してしまうのか?

外野手

左翼ガードナー、中堅ヒックス、右翼ジャッジだった場合は屈指の外野陣なのだが、中堅の基本はエルズベリー。この子がやっぱし他3人と比べると格落ち←世間的にはアリだが。現在ヒックス故障中の為、中堅はやっぱエルズベリーで行かなければならんのか?どーするヤンキース。

’17年前半戦の主力投手13名

先発

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
1 SP Luis Severino 17 106 10.5 2.28 3.54 2.9
2 SP Masahiro Tanaka 18 102 9.09 2.38 5.47 0.8
3 SP Michael Pineda 17 96 8.6 1.96 4.39 1 →60DL
4 SP Jordan Montgomery 16 91 8.57 2.76 3.65 1.6
5 SP CC Sabathia 14 78 7.27 3.12 3.81 1.2
12 SP Luis Cessa 6 23 6.46 2.66 4.18 0.2

エース格の田中将大がチーム先発最低の防御率5.47。なんやったら一番足を引っ張ってる感じ。パークファクターがワースト5位のヤンキースタジアムでは防御率3点台がやっとか。ローテ投手のピネダが長期離脱確定しており補強するかどうかが見どころ。まーくんの復帰が待ち遠しいか。

中継ぎ/抑え

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
10 ST Dellin Betances 32 28 16.8 8.26 3.18 0.7
13 CL Aroldis Chapman 23 20 14.8 3.05 3.48 1
7 ST Tyler Clippard 38 34 11 4.98 5.24 -0.1 →CWS
11 RP Chasen Shreve 26 24 10.4 5.18 2.96 0.3
6 RP Adam Warren 27 35 8.83 2.52 2.02 0.9
9 RP Chad Green 17 33 11.5 2.18 1.91 0.8
8 RP Jonathan Holder 32 33 8.91 2.16 3.78 0.3

ベタンセスのコントロールの悪さが光る。全体的に三振取れる選手が多いもののコントロールも悪い。奪三振率11だったが防御率5点台に達したクリッパードはホワイトソックスへトレードされた←使えないと判断されてしまった。ま、ここは補強要らずでグリーンとか使ってみたら良さそうな気配。

※gmLIで上から順に並べている。1.0以上で上位3人のうち2人をST、チーム最多セーブをCLにしやした。

’17年後半戦(トレードデッドライン後)のロースター

Note Pos Name Pos Name Note
C Gary Sanchez SP Masahiro Tanaka
1B Chase Headley SP Sonny Gray ←OAK
2B Ronald Torreyes SP CC Sabathia
CWS→ 3B Todd Frazier SP Luis Severino
SS Didi Gregorius SP Jordan Montgomery
☆彡 LF Clint Frazier SP Jaime Garcia ←MIN
CF Brett Gardner CL Aroldis Chapman
RF Aaron Judge ST Dellin Betances
DH Matt Holliday ST David Robertson ←CWS
*C Austin Romine RP Tommy Kahnle ←CWS
☆彡 *IF Tyler Wade RP Adam Warren
*OF Jacoby Ellsbury RP Chad Green
RP Chasen Shreve

補強

ホワイトソックスから三塁のブンブン丸フレイジャーを獲得←クビにした一塁カーターと同じタイプっぽいがいいのか?防御率2点台、奪三振率10以上の最強ブルペンのロバートソン、ケインリーも追加。この二人は超強力!

さらにはアスレチックスから元サイヤング賞3位のグレイ(防御率3点台)を獲得し、ブレーブスからツインズに移籍し1試合投げただけでヤンキースに来たまいち微妙なガルシアも補強。

7回以降はさらに強力になり、ピネダの穴も埋めた感じ。こんだけで大丈夫かな?

前半と後半の違い

積極的に補強を行った感じはひしひしと感じる。完全に計算外であろう一塁手のバードとカーターのところは三塁にフレイジャーを加え、三塁からヘッドリーを一塁にした。が、フレイジャーが打率2割を切り、クソの役にも立っておらずそのままカーターがおっても良かったのかなと。

打率3割のカストロが離脱し、トーレアイスが穴埋めするが打力の低下が否めない。

エルズベリー微妙なので中堅にガードナーを守らせ、若手の22歳フレイジャーを上げて来て、これまたなかなかの逸材。ヤンキースは外野が余ってるなー。

先発にはグレイ、ガルシアが加わり穴は塞がりそうだ。ブルペンには強力なロバートソン、ケインリーが加わったことでベタンセスのセットアッパーの座も危ういんでないかい?ベタンセスは奪三振率16超え(メジャートップクラス)なんだけど四球率7超え(メジャーワースト)なので使いにくいんだよね。どーなるこのポジション。

まとめ

若手中心ながらジャッジが鬼のような活躍をしたことと、まーくんがハラドキのピッチングを続けている事で目が離せないヤンキース。とりま地区1位で折り返してたが補強ポイントは明確だった。

いろいろ手は尽くしたものの一塁問題はヘッドリーでひとまず解決したが三塁がクソになりつつある。エースクラスのグレイの初登板も結果負けてしまっていた。8月に入ってサバシア、まーくん、グレイで3連敗。え?誰で勝つの?って感じよ。ついにはレッドソックスにも抜かれ何してんだか状態。

前半鬼だったジャッジも後半戦はいまいちで打率1割台、頼みの綱は謎の確変グレゴリアス(後半すでに7ホーマー)最悪ポストシーズンいけやんってパターンだけは避けたいとこだ。

ほな

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