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無冠の帝王の発掘!殿堂入り指標グレーインクテストで真の実力者を見つけ出そう!

2017/07/18

イチロー殿堂入り確定!とか言うてるやん。アメリカ人たちは何を根拠に言うてん!とか思いますよね?けど心配無用。日本人よりよっぽど裏付けがあります。今回殿堂入り指標のひとつ、グレーインクテストをめじゃる。

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グレーインクテストって何?

グレーインクテストとは...ってこっちを語る前に、まずブラックインクテストってのを知ってないと話にならない。そのブラックインクテストとはざっくり説明すると、さまざまな重要指標(打率や打点、勝ち数や奪三振数など)でリーグトップに何回なったかをポイント制にして足すってやつです。

名前はブラックの類似指標だからグレーにしたっぽい。

グレーインクテストとはブラックインクテストに類似した指標である。

ブラックインクテストとグレーインクテストの違い

ブラックインクテストではリーグトップの選手にポイントを与える指標である。って事は年間で同一指標ではたったアリーグ、ナリーグ一人ずつの計二人しかポイントを貰えないって事(同着の場合は増えるけど)

一方グレーインクテストとはトップ10までポイントを貰えます!2014年のナリーグの本塁打数を例にとってみてみると、

# Name Team HR
1 Giancarlo Stanton Marlins 37
2 Anthony Rizzo Cubs 32
3 Lucas Duda Mets 30
4 Todd Frazier Reds 29
5 Justin Upton Braves 29
6 Adrian Gonzalez Dodgers 27
7 Adam LaRoche Nationals 26
8 Andrew McCutchen Pirates 25
9 Marlon Byrd Phillies 25
10 Matt Kemp Dodgers 25
11 Ian Desmond Nationals 24
12 Carlos Gomez Brewers 23

ナリーグ本塁打王は飛ばし屋スタントン←はい、この人は有名ですよね。ブラックインクテストではスタントンしかポイントを貰えません。リーグ2位になったリゾは32本も打ってるんですが、ブラックインクテストでは0本と同じ扱いです。

これは理不尽ですよね?例えば1位が70本塁打、2位が69本塁打、3位が30本塁打であっても2位には1ポイントもつかないの。これは可哀想。

って事でグレーインクテストでは10位のマット・ケンプまで同じポイントあげますよって指標です。ただし、これの欠点は1位も10位も同じって事。スタントンもケンプも同じ4ポイントあげます。

うーん、ちょっと理不尽か...

グレーインクテスト12項目

野手編

Points Batting Statistics
+4 home runs runs batted in batting average
+3 runs scored hits slugging percentage
+2 doubles walks stolen bases
+1 games at bats triples
  • +4点=本塁打、打点、打率
  • +3点=得点、安打、長打率
  • +2点=二塁打、四球、盗塁
  • +1点=試合数、打数、三塁打

ブラックインクテストとまったく同じ。単純にそれを10位までポイントあげます。

投手編

Points Pitching Statistics
+4 wins earned run average strikeouts
+3 innings pitched win-loss percentage saves
+2 complete games lowest walks per 9 innings lowest hits per 9 innings
+1 appearances starts shutouts
  • +4点=勝ち数、防御率、奪三振
  • +3点=イニング数、勝率、セーブ数
  • +2点=完投、与四球率、被安打率
  • +1点=打者数、先発数、完封

当然ながら投手もブラックインクテストと同じね。

殿堂入りの平均は144!

殿堂入りした選手たちのグレーインクテストの平均は144。なかなか意外に高得点。では、現役でこんな選手らはご存知だろうか?

  • ロビンソン・カノ:142点(現役野手7位)
  • ジョン・レスター:142点(現役投手6位)
  • コール・ハメルズ:134点(現役等アユ10位)

いずれも殿堂入りに近い点数を叩き出してるのだが、如何せん私はあんまし知らない←カノはヤンキースにおったので知ってるが。レスターやハメルズはチームのエースクラスなのに知名度が低くない?←いや、絶低いよ。

上の3人のブラックインクテストはカノは1点(785位)レスターは5点(443位)ハメルズは1点(875点)だった。リーグトップ10に入る実力はあるのにリーグトップになったことが無い為、いまいち無名な彼ら。何とも残念な選手たち。もっと日の当たる場所へ...

実力はあるのに無名。そんな選手を救うのがグレーインクテストだった。

まとめ

グレーインクテストの現役野手トップ5は、プホルス268点、カブレラ241点、カノ142点、イチロー142点、ボット134点。カノやボットが入って来てるが、彼らはそない有名ではないです。弱小チームにいるからなのかも知れないけど。

投手トップ5は、サバシア174点、カーショウ161点、バーランダー160点、レスター142点、ヘルナンデス、138点。何となくレスターがあんま知らないが...。

ちょいちょいそない有名では無い選手がランクイン。やはり30チーム、25人ロスターと毎年750人以上を覚えるのは難しい。せいぜい数人しか覚えれないので何らかの成績でトップにならないとなかなか覚えれない。グレーインクテストは毎年好成績を納めているのに無名な選手たちがランクインしてきた結果に。

カノ、レスター、ハメルズ...彼らもまたイチローやヘルナンデスに匹敵する能力である無冠の帝王って事を覚えておいて欲しい。きっと殿堂入りの名前に入るのかも知れない←無理かも知れない。

ほな

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