めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

アストロズ

アストロズが鬼に金棒。期待の新人スラッガーのフィッシャーが鮮烈デビュー

6月14日、アストロズの23歳の外野手デレク・フィッシャーがデビューした。2011年のドラフト6巡目全体204番目でレンジャーズから指名され、今に至る。彼のデビューがアストロズに与える影響をめじゃる。

スポンサードリンク

アストロズの補強ポイント

6月15日時点でのアストロズの野手の成績を見てみると

Pos Bat Name BA OBP SLG OPS OPS+
C L Brian McCann 0.269 0.359 0.481 0.840 132
1B R Yuli Gurriel 0.274 0.305 0.429 0.735 102
2B R Jose Altuve 0.320 0.389 0.510 0.899 148
SS R Carlos Correa 0.297 0.371 0.513 0.883 143
3B R Alex Bregman 0.248 0.322 0.399 0.722 100
LF L Norichika Aoki 0.279 0.325 0.343 0.668 87
CF R George Springer 0.277 0.348 0.538 0.886 142
RF L Josh Reddick 0.281 0.338 0.443 0.780 115
DH S Carlos Beltran 0.234 0.285 0.405 0.690 89

細かい事は見なくてもOPS+だけで確認(OPS+は100が平均、100以上が平均以上、100以下が平均以下って感じで見るといい)単純に、レフトの青木、DHのベルトランが平均以下で補強ポイントとなってるのが分かる。

ま、OPSは走力や守備力の影響力がないのでこれだけで判断するのは如何なものかとは思うが、比較的分かりやすく、得点との関連性もあるため使いやすい指標と考えてる。

アストロズとしては世界一になる為にはここの補強が必須であったが...

フィッシャーのデビュー

2016年マイナー3Aで打率/出塁率/長打率は.290/.347/.505の好成績を収めたフィッシャーは、今季も.335/.401/.608と去年をさらに上回る好成績でマイナーを突っ走る。

メジャーでは青木がいまいちな成績を送っていたが、この時期までデビューとならなかったのはおそらく「スーパー2」に該当してしまうからだろう(スーパー2を簡単に言うと、あんまり早くデビューさせると給料が上がるのが早くなるシステムだったと思う)

効率的というかせっこいというか...

デビューの日の成績

5打席あって、3打数2安打1本塁打2得点2打点2四球。うむ分かりづらいよな。って事で打席毎に確認して行こう。ざっくりとね。

8番レフトでスタメン出場したフィッシャー。

  • 2回裏ノーアウト一二塁:レフトフライ
  • 4回裏1アウト二塁:四球
  • 6回裏ノーアウトランナー無し:ソロホームラン
  • 6回裏2アウト三塁:安打
  • 8回裏1アウト二塁:四球

って感じ。

ここで怖いのが逆方向へのホームランって事。引っ張り方向で打つほうのが飛距離出るイメージだが、逆方向にホームラン打てるヤツはヤバいよ。

ほんまもんのスラッガーの可能性を秘めているかも知れない。

ってことは

フィッシャーがこのまま打ち続けれる選手であればだ、青木のレフト、DHのベルトランの穴を埋める事が出来るって事になります。アストロズの弱点がこれで埋まるとなれば鬼に金棒って感じ。

まだ1試合目だが、スラッシュライン(打率/出塁率/長打率)は.667/.800/1.667でOPSは何と2.467!完全にスラッガー!←強引な発想だけどね。

まとめ

 

同期にはパイレーツのコール、ナショナルズのレンドーン、レッドソックスのベッツなどすでに一線級で活躍している選手たちも多い。2011年ドラフトメンバーの本塁打数は、同期で同チームのスプリンガーが83本塁打、レンドーンが64本、レッドソックスのブラッドリーが48本、エンジェルスのクロンが45本とフィッシャーは大きく遅れをとっている。

特にスプリンガーとは3年かかって追い付くかどうかの差が開いてしまってる。

このフィッシャー、マイナー時代を毎年OPS8を超えるスラッガーぶりを発揮してきたが、45勝22敗で現在メジャー№1のチームの更なる起爆剤となり得るのだろうか?はたまた2011年のドラフトを代表するスラッガーになり得るのだろうか?期待が高まる。

ほな

スポンサードリンク

スポンサードリンク


-アストロズ
-