マカッチェン神走塁！？激突寸前のクロスプレーで捕手超えなう
2017/06/16
６月１１日のマーリンズｖｓパイレーツ戦。マカッチェンが身体能力の高さを見せつけた出来事。まさにびっくり、そしてどっきり。是非ともこれにてマカッチェンの名前を覚えて帰って欲しいと思いましたんでめじゃる。
マカッチェンって誰よ？
アンドリュー・マカッチェンってそもそも知ってますか？
現在は打率．２５１、９本塁打、３２打点（３４得点、６盗塁）でＯＰＳ．７６２の外野手で主にセンターを守ってます。知らん人ならこう思うはず。
普通の人やん？凄く無いやん？
しかし侮る事無かれ。ちょっとここ数年は成績不調気味で劣化か？とも思われてるかも知れないけど、全盛期の２０１０年～２０１４年は５年連続チーム（パイレーツ）のトッププレイヤーとして君臨してたほどの逸材。ついでにデビューした２００９年も新人王４位の実力。
簡単に言うと、打率３割、２０本２０盗塁が期待出来る選手だったのだ←昔はね。俊足好打のスタイルながら２０１３年にはＭＶＰ受賞！２０１４年はＯＰＳがリーグトップ。出塁率もトップ。ＯＰＳ＋もトップを獲っている。さらに２０１２年～２０１５年まではＭＶＰ投票５位以内でオールスター、ＳＳ賞を４年連続受賞しているスーパープレイヤー。
もうスゲーでしょ？
最大３３盗塁もしているので、彼のスタイルの一つに足があるのはご理解出来るかなと。そんな彼が起こしたスゲー事をちょっと説明しよか。
この脚力！この跳躍力！何て日だ！
６月１１日のマーリンズ戦。この日は６番センターでスターティングメンバーに名を連ねてたマカッチェン。１回裏、２アウト一三塁で５番ディアズが左中間に二塁打を打って０－２で先制。
「ち、余計な事しやがって」
２アウト二塁で回って来たマカッチェン。フルカウントで迎えた７球目をセンターへいい当たりをしたものの悲しいかなラインアウト。「あいつが点取るからやる気なくしたがな」
続く４回裏。また２アウト。ランナー無しで回って来た。
「よーし、ランナーおらんし２アウトやから誰も期待してへんやろ？一発かましたるかー」
て感じだったのかどうなのか定かでは無いが、当てただけに見えた打球は右中間ど真ん中に。そこで走れーー走れーーマカッチェン！追い付け追い抜け引っこ抜けー！てかめっさ早いよ。あっちゅう間に三塁打！
クッソ速いマカッチェン。
続く６回裏、１アウト一塁で回って来たマカッチェンはセンターへヒット←ざっくり。その後なんやかんやあって２アウト満塁ジェイソの打順で、三塁はマカッチェン！
ジェイソがファーストゴロでまずはファースト踏んでアウト（これで２アウト）そして一塁手がホームへ投げた！マカッチェンと捕手が交錯しそう...
「ヤベーやん！捕手めっちゃ邪魔やないか！確か今年から激突禁止とかゆーてたやん！このままいったら１００パーぶち当たるでー。どーしよ、どーしよー」
Sometimes it's all about the journey. pic.twitter.com/iP91YIlcXP
— Pirates (@Pirates) 2017年6月11日
捕手超えなう
マカッチェンスゲー！２ｍ近くあるやつを飛び越えて激突回避しやがった。マッカチェンの跳躍凄過ぎ！身軽過ぎ。まるで牛若丸。
無事ケガも無くちゃんちゃん。
そして
試合後、
「ケガせんで良かったー。羽生えてるかと思ったわ、俺」
って言うたか言わなかったかは知らないけど、ケガしなかった事に感謝はしていたようだ。マカッチェンのケガもそうだけど、相手の捕手リアルミュートもケガしんくて良かったよほんまに。最近ケガの離脱が多いからこういうプレイは微笑ましいね。
まとめ
現在２９勝３５敗でナリーグ中地区の最下位突っ走ってるパイレーツ。最下位とは言え、激戦区ナリーグは首位と４ゲーム差でまだまだ分からないところ。そんな低迷しているチームにもこーゆー華やかと言うかネタになるニュースがあるのは嬉しいね。
このマッカチェン。現在の選手評価ｒＷＡＲではマイナスの値（－０．１）で、マイナー選手のがマシではないか？のレベルまで落ちて来てる。少なくとも一昨年の面影が無いぐらいの成績だが、そのうち上がって来る事を期待しましょうか。
ほな
